子どもの命を奪った虹の松原!危険な松の木の適正管理を!!

子どもの命を奪った虹の松原!危険な松の木の適正管理を!!
この写真の可愛い子。
当時、小学校5年生。
お母様の運転する車の助手席に座っていたそうです。
事故は、幹回りが約3メートルの松が、根元から6メートルのところで折れ、直径20cmくらいの枝が車の天井を突き破り
助手席に乗っていた、てんこう君の胸もシートも貫通したそうです!
この松原の県道は、現場のある唐津地区に強風注意報が出ていたら原則通行止めと決められていました。
しかし、事故のあった日は、大雨警報、強風波浪注意報が出ていたにもかかわらず、何も対応されていなかったそうです。
しかも、現在も危険なEランクの松の木が200本以上残っています。
事故の翌年、2020年7月にも同じような木が折れています。
Eランクの松の木とは、事故後、樹木医による診断にて「非常に高い危険性があり、倒木・枝折れの可能性が高い」とされたものです。
てんこうくんに突き刺さった松の木のように巨大な松だと、枝だけでもかなりの太さ・大きさになり、枝が折れるだけでも非常に危険です。
佐賀県唐津市の教育委員会は、お母様の『危険な木だけでも伐採してほしい』という願いよりも『命よりも景観が大事』
こんな信じられないことが現実に起きています。
私も同じく子どもを育てる母親です。子どもを目の前で亡くす。それだけでは済まされず、危険な松の木の伐採をお願いしても
松の木は国有林なのに、
松の木の管理を県は市に丸投げ
市はNPO法人に丸投げで
たらいまわし
金銭的の問題で管理できるのは一部と言われてきましたが(国有林なのにそれもおかしな話ですが)
事故後、管理を手厚くし点検回数を増やしたというのも虚偽だったということが判明
このままでは、また同じような事故がいつ起きてもおかしくない。だけど、訴えるべきところに訴えても、きちんとした対応がしてもらえない。
子どもを亡くしたあとも、続く苦しみを考えただけで胸が張り裂けそうです。
てんこう君は、生きていれば中学1年生!きっと、部活に勉強に忙しくしていたことでしょう・・・。
てんこう君のお母様は
『同じ思いをしてほしくない』という思いで、請願書への署名を集める運動をしています。
当時、心ない方々からの誹謗中傷でお引越しもされているそうです。。。何故ですか?何故、こんなことができるのですか?
悪いのは松の木ではなく、それを管理するわれわれ国民です。
松の木も生きのもので、新芽が出るものもあれば老いて行くものもあります。
老いていく木を残すにはリスクが伴い、管理も手厚く行うべきです。
請願項目
①危険な松の木200本以上の早急な伐採
②伐採後の手厚い管理
③伐採後の景観・保全の維持