鍼灸師が、食べていけない!

鍼灸師が、食べていけない!

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発信者:鍼灸師の待遇を 改善する会 宛先:厚生労働省

 私の娘は鍼灸師になるために多大な努力をしてその国家資格を得ましたが、このたび鍼灸師という職業を廃業すると申しています。

 娘が鍼灸師を目指したきっかけは、私の経験をそばで見てくれていたことにあります。
 私は交通事故による頚椎捻挫の後遺症で長く苦しんでいたのですが、中国で鍼治療を5日間連続で通院し非常によくなったのです。その後に罹患した関節リウマチも、薬では一向によくなりませんでしたので、思い切って私はまた中国に行き、5日間の鍼治療を受けました。帰国後の血液検査では、医師が驚くほどリウマチの数値が下っていました。
 娘は、私の身体に起こった激変を目の当たりにして、一念発起して鍼灸師をめざすことにしたのです。

 娘は二人の子どもを抱えるシングルマザーで、資格を取るために本当に頑張りました。3年間の専門学校だけでもおよそ400万円。さらに各種勉強会等に100万円程がかかりました。
 生活の為に朝から午後1時まで昼食抜きで働き、通学時にカロリーメイトで空腹を抑えながら、1時45分からの専門学校の午後コースで学びました。毎日のテスト対策の為に、夜中の2時まで復習を欠かさず、眠気と闘うためのコーヒーとチョコレートで、虫歯の無かった白い歯は、軒並み虫歯になってしまいました。
 中国由来の361の経穴は、名称を読むだけでも難解です。娘の頑張りは認められ、専門学校の卒業時には最優秀学園長賞も授与されました。そしてようやく、国家試験にパスして鍼灸師の資格を手にしたのです。

 ところが、いざ仕事を始めると大きな壁があって、個人の頑張りでは生活が成り立たないことがわかりました。
 施術に対する健康保険の評価や社会的に鍼灸の評価が低いため、生活が立ち行かなく、転職していく人も多い業界だったのです。加えて、この度の新型コロナ禍の影響で患者さんが接触を嫌って減ってしまいました。

 鍼灸師を取り囲む、第一の問題は、「鍼灸の施術で得られる効果」を看板に掲げられないということです。
 厚生省の担当部署に直接聞いたところ「鍼灸師は医師と同等のくくりで扱われるので、看板に治療の効果を出すことはできない」というのです。
 確かに医師であれば、「××科」という看板で、どんな治療ができるかのイメージは伝わりやすいと思います。
 しかし、現代社会において、鍼灸に対する情報と理解が少ない中では、「○○鍼灸院」という看板だけで治療の効果を伝えることは難しいです。
 世界保健機構(WHO)で、「神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・腰痛症・頚椎捻挫後遺症」の六疾患は、鍼灸にその効果を認められ、日本の厚労省も6ヶ月毎の医師の同意があれば、健康保険の適用を認めています。
 その効果を分かりやすく看板に掲示することは認められるべきではないでしょうか。例えば「鍼治療は腰痛や神経痛や頚湾症候群に効果がある」ということを看板に書けるだけでも、だいぶ印象が変わります。
 免疫力のアップやホルモンバランスを整える効果が認められることから、不妊治療に効果を発揮するとし、不妊治療をネットで呼び込む治療家もいます。ネットは規制の網が掛けられていない現状があるからです。
 一方、国家資格がない整体師に対しては何の規制もなく「腰痛やムチウチ症に効く」などと、看板に書き込むことは自由なのです。
 なぜ、このような不公平な状況になっているのでしょうか。

 二つ目の問題は、「施術所に対する決まり」です。例えば自宅で施術所を開設する場合、

①独立した施術室を設ける
②玄関を別に設ける
③待合室を設けその面積は××とする

 という決まりがあります。この②と③が個人事業主ではハードルが高く、施術所を賃貸で用意すると家賃と患者さんとの収益バランスが保てません。
 運用上、予約制にすれば待合室や玄関の必要はないと思います。コロナ禍でも患者同士が密になることを防ぐことはできるのです。

 娘は、鍼灸師となって、西洋医学では治せない困っている人々を助けたいという夢と希望を持っていたのです。まず施術所の規制が緩和されるだけでも、娘は夢を追い続けることができます。そうすれば、鍼灸の効果をもっとたくさんの人に知ってもらう希望をつなげることができます。
 どうぞ皆さまのお力添えで、鍼灸の効果と鍼灸師に光をあててください!


このキャンペーンで厚生労働省に訴えたいこと

  1. 鍼灸の施術で得られる効果を看板に掲げられるよう、規制を緩和してください
  2. 鍼灸院を開設する際の玄関と待合室に関する条件を緩和してください
0 人が賛同しました。もう少しで 5,000 人に到達します!
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