Nov 19, 2015
アリさんマークの引越社関東で、仕事中の荷物破損や車両事故の損害を給与から天引きされたり、借金として背負わされ、「アリ地獄」と揶揄される弁償システム。長時間労働の一方で未払いの残業代。一方的に減額される賃金。ブラックな労務管理を改善しようと、勇気を持って立ち上がった社員Aさん(34歳)が、プレカリアートユニオンに加入し交渉を開始すると、営業職としてトップクラスの成績を上げていたにも関わらず、「追い出し部屋」であるシュレッダー業務に不当配転されました。東京都労働委員会に、不当労働行為救済申立を行うとともに、東京地方裁判所に7月31日、地位確認を求める提訴をしました。 すると、株式会社引越社関東は、8月11日の朝礼で、「会社に訴状を送りつけた」「会社に損害を与えた」などとして、組合員Aさんに懲戒解雇を通告。懲戒の理由も不明確で、弁明の機会も一切設けずに、懲戒解雇をしてしまったのです。この違法・不当な解雇通告に対し、即座に、8月17日、解雇無効による地位確認、賃金の支払いを求めて、地位保全等仮処分申立を行いました。 すると株式会社引越社関東は、Aさんの懲戒解雇を撤回。Aさんは、10月1日から職場復帰を果たしました。職場復帰前日である9月30日には、東京地方裁判所で、組合加入後の不当配転をめぐる裁判の第1回期日があり、組合員Aさんが意見陳述を行いました。Aさんに対する不当配転に対し、配転無効の確認を求める裁判を起こしたところ、違法に懲戒解雇された上、「罪状」と書かれた名誉毀損の掲示物を全支店に張り出されたこと、懲戒解雇は撤回されたものの、一切の謝罪も名誉回復もないため、懲戒解雇までの一連の不当労働行為に対する損害賠償請求と、名誉毀損に対する慰謝料の請求を追加しました。 裁判後の記者会見動画 https://www.youtube.com/watch?v=QD-MWTKVGt8&feature=youtu.be 意見陳述全文 http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20150930/1443616899 株式会社引越社関東は、裁判所で仮処分の決定が出るのを避けるために解雇を撤回したものの、何の謝罪も説明もなく、「追い出し部屋」であるシュレッダー業務に復職させました。10月1日、Aさんが復職した職場には、Aさんの顔写真入りの「罪状ペーパー」が貼りだされ、シュレッダーの後方には、「北朝鮮人は帰れ」などというヘイト貼り紙が貼られている始末。 ヘイト貼り紙→http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20151003/1443871724 プレカリアートユニオンと上部団体の全国ユニオンが会社の前で抗議行動を行うと、会社経営陣・管理職が「なにしとんねん、われえ!」「言うてみい、こらぁ!」などと尋常ではない恫喝を行い、この様子を記録した恫喝動画が話題になりました(YouTubeで190万回以上再生)。 アリさんマークの引越社「追い出し部屋」事件 社前抗議行動 懲戒解雇撤回されるも「罪状ペーパー」が増えていた! https://www.youtube.com/watch?v=uex0k9g7W_w&feature=youtu.be レイバーネット 2015年10月2日 アリさんマークの引越社、懲戒解雇撤回後も貼られる「罪状ペーパー」 http://www.labornetjp.org/news/2015/1002ari 会社の体質は、経営上層部による採用差別問題にも表れています。管理職研修でのあからさまな部落差別・国籍差別が行われています。角田副会長、井ノ口副社長らのによる採用差別指導に関する証言を公開し、「アリさんマークの引越社」に、差別・ハラスメント問題の研修を実施し、対策を講じるよう強く求めました。 https://www.youtube.com/watch?v=r9hMLkTtieM&feature=youtu.be そんななか、ブラック企業、採用差別企業、ヘイト企業のアリさんマークの引越社が、ブラック企業大賞2015にノミネートされ、ウェブ投票では1位を独走しています。会社に、自らを省みるよすがとしてもらうため、ウェブ投票では、ぜひ、アリさんマークの引越社に投票してください。そして、ブラック企業ぶり、ヘイト企業ぶりを1人でも多くの方に知っていただくことにお力をお貸しください。 http://blackcorpaward.blogspot.jp/
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