

9月議会で行った請願は、元スポーツトレーナーとスケーターがスケートパーク予定地である湿生植物園を見て「我々が求めるパーク環境と建設予定地を照らし合せた際、整備工事だけでは解決できない立地的な問題があるのでは?」と問いかけるものでした。請願は、建設常任委員会では不採択となりましたが、スケータ—からの問いかけは議員さん方々には思いがけないことであった様子、その検証過程に不足があったことを反省する発言も複数ありました。(しかし、「ここまで来ているから」と工事スタートを認めた議員が多数でした)
この日も、建設常任委員会で意見陳述を行った加生さんがトップに「スケーターからの問題提起」を発表しました。公園の近くに住んでいて、よく公園を訪れている方だからこその地に足の着いた目線で問題提起。苔の生えた路面・斜面、落ち葉や木の実が落ちた路面の様子など現地の様子をスナップ写真も使って丁寧に取り上げ、「別の場所を」と、代替え地の提案までを行いました。
続いては「湿生植物園の重要性——希少種の宝庫、生物多様性の観点から」。長年、野津田公園の自然を見続けていて、湿生植物園の定点観察も行っている自然調査専門家・環境教育の講師でもある仁井さんと、庭づくりについて詳しく盆栽の講師でもある町田市在住の飯田さんに語っていただきました。
飯田さんによると、湿生植物園は「京風の日本庭園を模したもの」と。「ヤナギはまっすぐなもの、斜めになったもの、何本かまとめた寄せ植えなど、植え方に工夫が見られる。一本一本の木に役割があるように見える。池と草地を取り合わせて、草地には水の「流れ」を作っている。「流れ」は自然な趣を大切にしてコンクリートを使っていない。橋は歩きながら両方を見て楽
しめる位置に造っている。大きな石を転々と置いて、休憩用には石を積んだベンチをこしらえている。この設計の仕方は素晴らしい。町田に、こんな場所はない」と説明し、「なぜ、こんないい場所をつぶすのか」と、無念さを訴えました。
仁井さんは「ぜひ、この場所を実際に訪れて、場所を知って計画を考えてもらいたい」と伝え、生物多様性については「希少種・絶滅危惧種が残るかどうかじゃない。この環境に代表される生き物の問題です」と話しを続けました。
続いて、当会代表の瀬戸さんが「野津田公園で何が起きているか/野津田公園の変遷から」「請願否決と市政・市議会の問題」を時系列に、具体的に報告。市民に閉ざされた市政への怒りを訴えました。そして、最後、皆さんに「何か行動してください」とお願いしました。
会場ではアンケートを集めましたが「あまりにひどい計画!」と計画に反対の意見がほとんどでした。