Petition update積極的にオリンピック・パラリンピックを平和利用しよう。平昌・東京から世界へ。モスクワ五輪ボイコットを繰り返さないため休戦アピールに署名を
呼びかけ人 明石康氏からのメッセージ 「オリンピック休戦に関する一私人の提案(草案)」
日本スポーツ学会 オリンピック・パラリンピック休戦委員会
Nov 29, 2017
2017年11月27日
オリンピック休戦に関する一私人の提案(草案)
明石 康
オリンピック休戦のアイデアは古代ギリシャに遡り2000年以上の歴史をもつ貴重な平和提案であり、我々はその実現に向けて努力を重ねるべきではないか。
周知の通り、オリンピック休戦に関しては、隔年ごとに国連総会において決議が採択されて現在に至っている。にもかかわらず、実際は厳しい国際政治上の事情のため、オリンピック休戦の理念の実現化は無視されたり軽視されたりして、事実上骨抜きともいえる状況にある。
オリンピック休戦のアイデアに真に息吹を吹き込むためには、2020年の東京オリンピック開催までの約2年間を有効に活用しなければならず、何が必要であり可能であるかを幅広く率直に議論してみるべきである。
オリンピック休戦財団はIOCの下部機関として存在し、小生はその委員の一人としてまたアジア地域からの唯一人の代表として約10年活動してきた経験に基づき、また自身の長い国連経験に基づき、次のようなアイデアを提案したい。
1. オリンピック休戦のアイデアをより広く普及するために、世界各地に存在する休戦・停戦候補地域を「オリンピック休戦」のための検討カテゴリーに入る要件を備えるかにつき考慮する目的でまず登録する。次の段階において、国連の経験してきた色々な休戦や停戦地域の実際に鑑み、その休戦・停戦をより安定し、volatilityがなく、より恒久的なものにするための監視員の現地配置や監視委員会の設置などを思料するものとする。
2. 以上のような休戦や停戦地域をより危険度が少なく安定化した地域にするための具体的かつ有効と思われる方策を検討する専門委員会を国連安保理事会の下に設置することを審議するものとする。
3. 世界における多くの紛争地域が、より平和で安定した地域として変化、発展できなかった要因として、関係国ないし関係グループの間に根底に存在すべき相互信頼や友好関係が不在ないし欠如していたことが指摘される。従って、こうした問題解決の基盤といえる人的、社会的、文化的、経済的諸側面などの強化が肝要であると思われる。
こうした問題に焦点をしぼり議論を深めるために、地域ごとに関係する諸団体や有識者グループから構成される委員会の設置が望ましい。その設置可能性については、関係機関が協力し問題を掘り下げ、より精緻な形で所要の国連諸機関に提案を持ち寄ることを勧告したい。
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