10/27より「袴田事件」のやり直しの裁判=再審が始まります!

1966年 当時の静岡県清水市で味噌会社 専務一家4人が殺害された事件で、元プロボクサーで従業員だった袴田巌さんが強盗殺人などの疑いで逮捕され死刑判決を下された いわゆる「袴田事件」のやり直しの裁判=再審が10月27日に始まります。
戦後、日本では免田事件・財田川事件・松山事件・島田事件の四件が死刑判決から再審を経て無罪判決を勝ち取りました。
実に免田事件は死刑確定判決から31年、財田川事件は34年、松山事件は24年、島田事件は29年が経っての無罪判決でした。
死刑囚である以上冤罪であるにも関わらず、この期間彼らの命はずっと死と隣り合わせでした。
この数字は死刑確定から無実を勝ち取るまでがいかに困難かを表しています。
袴田さんは事件から57年が経つ今、87歳になります。
かねてから冤罪の可能性が指摘されつつも、長い時間を要したこの事件の一刻も早い解決を願います。
ここで冤罪の興味深いデータを以下に示します。
◆死刑と冤罪(無実であるのに犯罪者として扱われること)の関係
参考:https://www.tokyo-np.co.jp/article/239201
(米)米国立科学アカデミーは2014年、統計学的に米国の死刑囚の4.1%に冤罪の可能性があるとする研究を発表しました。
全米では死刑が再開された1977年以降、1567人の死刑が執行されています。
一方日本では死刑になった人のうちどのくらいが冤罪の可能性があったのか具体的な数値はありませんが、令和4年版犯罪白書によると、通常第一審における有罪率は99.25%となっています。
総数 48,537人
有罪 48,175人(99.25%)
無罪 91人(0.19%)
その他 271人(0.56%)
出典:令和4年版犯罪白書 「通常第一審における終局処理人員(罪名別、裁判内容別)」2-3-3-1表(令和3年の統計)|法務省
有罪になった99.25%の人のうち果たして冤罪の人は含まれていないのでしょうか…?