鹿児島本線福岡地区減便反対運動

鹿児島本線福岡地区減便反対運動
皆さんで福岡の鉄道を便利にしていきませんか?
平成の時代、鹿児島本線の小倉-博多間には日中毎時5本の普通・快速列車(準快速列車含む)と3本の特急列車が走っていました。
ですが現在令和の時代に至るまで減便や運転区間の短縮が続き、今や区間快速列車2本と特急列車2本に大幅減便されそうになっています。また、朝夕ラッシュ時の減便も決定されているほか1本あたりの車両の数も減らすことも決定しています。
北九州市は人口93万人を誇る九州初の政令指定都市。福岡市は人口150万人を誇る今でも人口が増え続ける政令指定都市。その間の遠賀郡や宗像市、福津市、糟屋郡など北九州や福岡市に通勤通学する人も沢山います。また博多を過ぎると鳥栖や久留米、大牟田といった福岡県や佐賀県に欠かせない主要都市だってあります。そこから分岐していく山陽本線、日豊本線、福北ゆたか線、香椎線などもあります。
このまま不便になっていくと人が離れていくのは時間の問題です。確かにJR九州さんはコロナ禍で経営が厳しい状況にあります。しかし、会社全体では去年度はJR7社の中で唯一の黒字です。JR九州さんは鉄道事業だけで黒字化を目指して大幅なコストカットを測っていますが、明らかに乗客に不満を覚えさせ、社員さんたちには負担をかけているように思えます。みどりの窓口廃止や無人駅化などをするにも関わらず指定席券売機を置くなどの代替措置が取られていないこと、列車のワンマン化など。
それに加え、特急券も値上げがされて安さが売りだったJR九州さんの特急料金も今やJR東日本さんなどよりも高くなっています。これでは日中の快速が廃止されたから特急に乗ろうと気軽に考えることもできません。値上げすると1人あたりの収益は上がりますが、人が離れやすくなるため全体的にみると収益が下がる可能性だってあります。
また日中は小倉-博多間の普通列車が一切ありません。そのため、門司港-遠賀川間の普通列車のみの停車駅から福間-博多間の普通列車のみの停車駅の間を乗る際には乗り換えが必ず発生します。同一路線で決して長くない距離の場合もあるのにこれは不便すぎます。
例:「遠賀川→新宮中央」の場合 遠賀川で区間快速列車(福間から博多間快速)に乗車、古賀駅で区間快速列車(博多から快速)または普通列車に乗車、新宮中央で下車
福岡県は決して田舎ではなく都会です。JR西日本さんの山陽新幹線では日中毎時6本もの新幹線が走っています。鹿児島本線の福岡地区もローカル線なんかではなく主要幹線で黒字路線でもあります。路線が便利になれば住みやすい街づくりにもなり、さらなる人口の増加も見込めますし、人口が増えれば利用者数の増加にもつながると思います。逆に不便になると学生や年配の方などの必然的に免許を持てない人が住みにくくなり、わざわざ移動手段のためだけに車を持ちたくない人が東京・大阪などの大都会に転出して行き人口が減少、人口が減るということは利用者数も減り、また値上げや減便されていくいう負のスパイラルが起きかねません。それを食い止めるためにも、福岡県には重要で便利な路線があるんだよって胸を張って言えるように増便とまでは言わずとも減便を止めませんか?
そのためにもJR九州さんのお問い合わせの「ご意見・ご要望」にこのことを送り届けませんか?
減便の歴史(小倉駅発下り列車参照)
- 「平成26年」快速列車:荒尾行き 2本、準快速列車:荒木行き 普通列車:鳥栖行き 久留米行き の5本
- 「平成30年」快速列車:久留米行き、区間快速列車(福間から博多間快速):二日市行き 鳥栖行き の3本 と普通列車:折尾行き(博多まで行けません)
- 「令和4年秋(予定)」区間快速列車(※福間から二日市間快速):久留米行き、区間快速列車(※福間から快速):鳥栖行き の2本 と福北ゆたか線直通普通列車:直方行き(博多まで行けません)
※快速区間はダイヤ改正PDFより予測