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雅楽の楽器「篳篥」に必要なヨシの保全のため、新名神高速道路の「鵜殿のヨシ原」にかかる区間の建設計画を見直してください

新名神高速道路「京都府八幡市~大阪府高槻市区間」の、「鵜殿のヨシ原」にかかる箇所が、当初の計画どおり建設されると、日本の伝統芸能である雅楽の楽器「篳篥(ひちりき)」の「蘆舌(ろぜつ:リードのこと)」に適したヨシが育たなくなり、雅楽の伝承が非常に困難となります。

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当該箇所の建設計画は、交通需要が低く採算性が見込めない区間であることなどの指摘により、2006年2月に建設凍結とされていましたが、2012年4月20日に凍結解除、着工が決定し、2023年に完成が予定されています。

この道路は、篳篥の蘆舌に適したヨシの唯一の生育地である「鵜殿のヨシ原」(大阪府高槻市淀川河川敷)の真上を通過する予定で、さらに予定箇所の一部は、鵜殿のヨシ原の中でも最良の篳篥用ヨシ生育する場所となっています。
道路建設により、篳篥の蘆舌に適したヨシの品質の低下だけでなく、ヨシの不足、消滅の可能性も懸念されています。

ヨシは、雅楽において主旋律を奏でる「篳篥」の蘆舌の材料であり、ヨシの質により篳篥の音色が決まるため、質の低いヨシを用いれば、音質・音色が低下します。
『音色』は無形の伝統であり、一度失われれば、二度と復元することはできない性質のものです。

江戸時代の元禄3年(1690年)に、篳篥の楽家「安倍季尚」(あべすえひさ)によって書かれた「楽家録」(がっかろく)によれば、「蘆舌の蘆(あし)は<中略>古来摂津国鵜殿の地に生ずるところの蘆、これを用ゆ。」(原漢文)とされており、古くから鵜殿の重要性が説かれていたことが分かります。
さらに故東儀兼彦・元宮内庁楽部首席楽長も「琵琶湖の蘆、茨城県瓜連の蘆、また利根川の蘆と試しましたが、やはり鵜殿の蘆に叶う品質ではありませんでした」と語っており、実際、宮内庁式部職楽部では、鵜殿のヨシ原のヨシのみを使用しています。

「雅楽」は現在も宮中・神社・仏閣等の祭祀で用いられ、また高度な芸術性を備えた芸能として劇場等でも実演されています。
宮内庁式部職楽部の演奏する雅楽は、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されており、日本は国際条約を締結し、保護の為に必要な措置をとることが課せられています。

雅楽は私たち国民の財産であり、世界の財産です。
日本の文化・芸術を次世代へつなげるために、篳篥の蘆舌として必要な質を備えたヨシを維持する必要があり、その唯一の生産地である『鵜殿のヨシ原』を保全する必要があります。

本プロジェクトに関する詳細は、「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」のウェブサイトおよび、パンフレット(PDF形式)をご覧ください。

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  • NEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)


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