鎌倉市に司書資格をもつ正規職員の新規採用を求める署名

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鎌倉市に司書資格をもつ正規職員の新規採用を求める署名

345人の賛同者が集まりました
発信者:図書館とともだち・鎌倉 宛先:鎌倉市長、鎌倉市教育長

私たち「図書館とともだち・鎌倉」は、鎌倉市で活動する図書館友の会です。いつでも、誰でも、無料で、自由に利用できる町の公共図書館は、市民みんなの大切な共有財産だと考え活動しています。この夏、私たちは、「鎌倉市に司書資格をもつ正職員の新規採用を求める」署名活動を始めました。

図書館には多種多様な資料や情報が年月をかけて集積されています。そこに行けば私たちは読書の喜びや生きていくうえで必要な知識、多様な見解を得ることができます。しかも、誰でも無料で自由に利用できる公共の場です。まさに図書館は知のセーフティーネットです。

コロナ禍にあっても、そうした図書館の役割に変わりはなく、厳しい環境のなか鎌倉市の図書館は様々な工夫を凝らしながら可能な限りサービス水準を落とさぬよう努力しています。そして、それを可能にしているのが力量ある正職員の存在です。

いま日本では新型コロナ感染症が急拡大するたびに医療崩壊の危機が叫ばれています。その背景には行政改革で保健所や公立病院が減らされ、病床数や医療器材などのハード面だけでなく、保健師、看護師、医師などの人材不足があると考えられます。かりに病床を確保しても専門のスタッフが補充できなければ治療はできず、危機を脱することはできません。

図書館においても「人」の存在がサービスの質を左右する決定的な要因になります。膨大な量の資料・情報から限られた予算の中で必要なものを選び、利用者からの質問や相談に適切な資料の提供ができるか否かは、司書の力量にかかっています。加えて近代史資料室を持つ鎌倉市の図書館司書には近代までの鎌倉に関する地域・歴史資料に通暁していることが求められます。

司書に限らず専門的な技術をもった職員となるためには、資格は勿論のこと経験の積み重ねが必要です。それには年数がかかり、人事管理に計画性と継続性が求められます。鎌倉市も長らく図書館への司書職配置に努力し、必要なときには司書の新規採用を行ってきました。

しかし1993年を最後に有資格正職員の新規採用を取りやめ、そのため経験豊かで力量ある職員がここ数年のうちにいなくなるという事態に直面しています。このままでは専門職体制の崩壊とそれによるサービス低下は免れません。これを回避するには早急に司書資格を有し図書館の仕事に意欲をもつ正職員の新規採用を行い、世代交代を遅滞なく進めることが必要と考えます。

私たち市民は行政サービスの単なる受益者ではありません。市の図書館を少しでも良くするためには市民も共同の責任を負っていると考え、このような署名活動に取り組むこととなりました。

市の図書館は建物も古いし、本も古いという印象は否めません。資料購入予算の増額や図書館の建替えが望まれますが、よき資料を揃え、よき図書館に建て替えるのも、よき職員がいてこそ可能になります。そのためにも司書資格をもつ正職員の新規採用を強く要望します。

図書館とともだち・鎌倉ホームページ http://totomo.sakura.ne.jp/

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