仙川の街と共に築いてきた即興音楽・舞台芸術のフェスティバル「JAZZ ART せんがわ」の11年の歴史を終わらせないため、調布市へ存続の請願へのご協力をお願いします!

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JAZZ ART せんがわは、これまで11年続いてきた国際的に高く評価される即興音楽のフェスティバルです。メインステージでは実験的で質の高いセッション・パフォーマンスが繰り広げられる一方、0才から入場可能のライブ「子どものための音あそび」(出演:時々自動)には例年申込みが殺到、アーティストが仙川の町へ出て演奏する公園イベントには毎年1000人以上の方が参加するなど、仙川の名物として広く地域の方から親しまれておりました。

しかし、2019年の4月より、これまでJAZZ ART せんがわの主催者であった調布市せんがわ劇場が指定管理者制度を導入したことに伴い、JAZZ ART せんがわの存続が不透明となりました。

調布市から受けた通達によると

『JAZZ ART せんがわは、即興音楽とアートが融合する唯一無二フェスティバルとして高く評価されるものの、本事業の使命である「舞台芸術を楽しむ市民の裾野の拡大や地域のにぎわいの創出」という目的、劇場規模を踏まえた財政的・人的負担の大きさなどを総合的に考慮し』

事業の継続を見送ったとのことです。

JAZZ ART せんがわでは、アーティストが積極的に劇場の外へ出向き、市民や子どもたちにパフォーマンスを届けてきました。それは、劇場を訪れることのなかった人々にとっても創造的な経験となったに違いありません。即興的な表現の特性を生かしパブリックスペースに踏み込み、継続的に市民と芸術とを繋いできた文化事業は、これまで他に無かったのではないでしょうか。財政的・人的負担の面においても、コストを軽減しながら、存続の道を模索することは可能ではないでしょうか。マネージメントの問題であったのならば、そこにメスを入れるべきで、フェスティバルそのものを消滅させる理由とはならない筈です。

①JAZZ ART せんがわが生み出す「親密なコミュニケーション」の特別さ

JAZZ ART せんがわは「親密なコミュニケーション」をテーマに、音楽の鑑賞体験方法を問い直すことを行ってきました。観客が受身に音楽を享受するのではなく、演奏に対する自分なりの解釈や、演奏者と交感することの楽しみを見出せるよう、音楽やパフォーマンスの鑑賞体験の可能性を拡げるスタイルを追求してきました。超極小空間でミュージシャンと対峙することができる移動式ライブスペース「CLUB JAZZ 屏風」や、街を歩きながら各所でダンサーとミュージシャンによるセッションを楽しむ「LAND FES」もそのうちの一つです。

過去11回の開催を通して、劇場内外での即興を軸とした様々なパフォーマンス企画はすっかり定着し、地域の方々からも親しまれるようになりました。同時にアーティストも地域の中に出向いていくことに創造的な喜びを発見し、地域の方々、そしてファンの方々との「親密なコミュニケーション」が肌で感じられるものとなっていました。

「多様な価値観を受け入れる懐の深いコミュニティの醸成」を目指してきたJAZZ ART せんがわの方向性は、共生・多様社会へと向かう現代の流れの中で、特別な価値を持つと私たちは考えます。創造性と他者とのコミュニケーションが求められる「即興」を核とした文化イベントの類例が他にない中、仙川で生まれ、仙川で育ってたJAZZ ARTの成果を誇りとし、引き継いでいかなければいけないと考えております。

②JAZZ ART せんがわの発展性

JAZZ ART せんがわは、即興的・実験的な音楽を軸に据えたイベントの中でも、日本で唯一、公共劇場を拠点とすることができたフェスティバルです。世界で活躍しながらも国内で一堂に会する機会が少ない日本の先鋭的なミュージシャンの受け皿となってきたのみならず、国際的な実験音楽のネットワークと日本との接点としても機能してきました。2018年(第11回)からは、調布市が「包括連携に関する共同宣言」を行っているケベック州の実験音楽祭FIMAVからの積極的な申し出を受け、フェスティバル間の文化交流がスタートしています。

海外では、行政から大きな助成を受けて、地域密着型のアートフェスティバルが地域の文化的な顔、そして交流センターとして機能している例は少なくありません。そのような例は日本にはまだほとんどありませんが、11年間も一つの地域で続いてきたJAZZ ARTがそうならずに、どのようなフェスティバルにそのことが可能となっていくのでしょうか?「即興」にいち早く着目し、これまでJAZZ ART せんがわを開催してきた調布市、そしてせんがわ劇場には、今後もフェスティバルの開催の継続を、あるいはそれが難しいのであれば、何らかの支援協力を行っていただけることを期待しております。

この2点を調布市に伝え、JAZZ ART せんがわの存続を請願するために、皆様に署名のご協力いただきますようお願いします。

大きな成果をあげてきたフェスティバルでも、終わってしまう瞬間はいつもあっけないものです。プロデューサーはじめ出演アーティスト・関係者一同、仙川の地での存続を熱望しております。

まずは2019年の開催、そして、2020年以後の継続を調布市に再度検討してもらうよう働きかけていきますので、何卒応援よろしくお願いいたします。

激励のメッセージを一部ご紹介します。

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継承こそ力です。いちど途絶えたものは二度と蘇りません。
11年継続してきたバトンを翌年に渡すことこそ文化です。
そして、異種コラボレーションが実現する場こそ、文化の未来です。
巻上ディレクターに全面協力します。
今年も「JAZZ ART せんがわ」を開催してくださいますようお願いいたします。
大場葉子(朝日新聞出版書籍編集部 編集者)


巻上公一さま
お元気ですか。
何ヶ月か前、そちらのフェスティバルが危機にあると聞きました。
今後のことはもう決まりましたか?
来月のヴィクトリアヴィル国際音楽祭には、JAZZ ART せんがわの総合プロデューサーとして来て下さいますね。
せんがわ劇場の皆さまにもどうぞよろしく。
こちらは順調ですが、35 回記念なのでいつもより大変です。
お返事お待ちしています。
Michel Levasseur(ヴィクトリアヴィル国際音楽祭 芸術総監督)


観客・聴衆は数より質の時代だと思います。
谷川俊太郎(詩人)


継続を希望いたします。
佐藤允彦(ピアニスト)


"せんがわフェスティバル"は今や僕の脳味噌を掃除してくれる世界唯一の超大事なステージなんですよ!!
沖至(from Paris、トランペッター)


JAZZ ART せんがわ 総合プロデューサー
巻上公一さま
日本では唯一の真に創造的な音楽をプレゼントするフェスティバル、JAZZ ART せんがわの存続を強く希望しています。このフェスティバルがなくなれば、商業的な音楽のみが存続するような文化的な貧困の状況になってしまいます。このフェスティバルの長い歴史を生かすためにも継続が必要だと感じます。
藤井郷子(音楽家)


ぜひに、継続を希望します。
榎本了壱(クリエイティブディレクター 日本ダンスフォーラム メンバー)

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JAZZ ART 実行委員会

総合プロデューサー 巻上公一

プロデューサー 坂本弘道/藤原清登

公園イベントキュレーター 大隅健司

『CLUB JAZZ 屏風』デザイン・キュレーター 長峰麻貴

これまでの主な参加アーティスト

-ジャズ  梅津和時、沖至、坂田明、佐藤允彦、山下洋輔ほか

-フリーミュージック  大友良英、ジム・オルーク、鈴木昭男、灰野敬二ほか

-バンド・グループ  CICALA-MVTA、アルタードステイツ、チャラン・ポ・ランタン、ヒカシューほか

-歌手  カルメン・マキ、七尾旅人、早川義夫、Phew、やくしまるえつこほか

-現代音楽  有馬純寿、神田佳子、新垣隆ほか

-邦楽  石川高、今西紅雪、沢井一恵、八木美知依ほか

-詩  伊藤比呂美、白石かずこ、谷川俊太郎、吉増剛造ほか

-ダンサー  大野慶人、田中泯、山田せつ子、伊藤キムほか

-美術家  荒井良二、黒田征太郞、中山晃子、細江英公、山川冬樹ほか

※ゲームセオリーピース “John Zorn's Cobra”をこれまで8回実施

※加えて、海外の実験音楽フェスティバルで活躍するアーティストを招聘

※2018年から調布市と姉妹都市ケベック州との文化交流の一環として、ヴィクトリアヴィル国際音楽祭(FIMAV)と提携

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