夏の高校野球参加ガイドラインと米子松蔭高校野球部の不戦敗について再検討を求めます

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夏の高校野球参加ガイドラインと米子松蔭高校野球部の不戦敗について再検討を求めます

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発信者:部活動と新型コロナを考える会 宛先:田辺洋範 様(鳥取県高等学校野球連盟 会長)

7月17日、米子松蔭高校は、同校の関係者1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたため、同校野球部の夏の高校野球鳥取大会への参加を辞退したと発表しました。

同校の長﨑成輝校長は、記者団に対し「メンバーに対して抗原検査なども実施したが、保健所に安全と認めてもらう時間がなかった」と話しています。

 

私たちは、この署名を通して

①ガイドラインの再考、明確化

②米子松蔭高校野球部の不戦敗の取消し等の措置の実施

③不戦敗という判断に至った経緯の説明    を求めます。

 

  1. ガイドラインの問題点

鳥取県高校野球連盟の作成した「大会への参加及び大会実施におけるガイドライン」では、大会参加に関して、

 i.)「学校の生徒や教職員の中から新型コロナウイルス感染症の患者が発生したときは、学校が臨時休校となる間生徒及び教職員は大会に参加できない」

ii.)「学校の生徒や教職員が濃厚接触者に特定された場合は、感染者と最後に濃厚接触した日の翌日から起算して2週間は大会へ参加できない」

と定められていますが、このルールには大きく分けて2点の問題があります。

 

1点目は、「感染者・濃厚接触者が出てから大会へ再び参加できるまでの期間」です。

同ガイドラインでは、「( i )学校が臨時休校となる期間」「( ii )濃厚接触した日の翌日から起算して2週間」とありますが、中2日で予選が進むことを考えれば、これらは大会期間中に学校の生徒や教職員間での感染例が発生した場合、実質的に「大会へ参加することができない」ということを示すものです。

即ち、学校の生徒や教職員という広い枠組みの中でたった一人の感染者が出ただけでも大会の辞退を実質的に強制されるということと同義であり、このようなルールは大会運営に混乱をもたらす可能性があると考えます。最悪の場合、期間中に感染の疑いのある関係者がいても報告しない、ということに繋がりかねません。

 

2点目は、同条項の「学校の生徒や教職員」の定義です。

私たちは、「学校の生徒や教職員」全体の中から一人でも感染者が出た場合に野球部が大会へ参加できない、というルールは論理的な因果関係を欠いていると考えています。

ひとくちに生徒や教職員と言っても、学校の規模によってはかなりの人数となります。野球部の大会への参加の是非を検討する上では大会期間中にそれらの人々が野球部と接触しているかどうか等の状況を検討することが重要であると考えられるため、その中から感染者が出たということをもって一律に大会への参加を不可能とする必要性は不明瞭です。

 

   2.不戦敗のもたらす影響と主張のまとめ 

もちろん、夏の高校野球を開催する上で学校関係者や野球部員に感染が広まることはあってはならないことであり、安心安全な大会運営は最も重要な課題です。

 

ただ、夏季五輪や各イベントが開催され、「ウィズコロナ」が叫ばれている現在において、「学校関係者から感染者が出た」という、野球部と直接的に関係性があるか不明瞭な事象のために大会への参加を不可とすることは、生徒の自尊心や向上心を傷つけかねない対応であり、感染者に対する差別や社会に対する憎悪を増長する可能性すらあるのではないかと考えます。感染者となってしまった学校関係者の心理面への影響もはかり知れません。

また、大会を開催するにあたって、新型コロナウイルスの感染が広まっている現状では学校関係者から感染例が出ることは容易に考えられるのであり、そのような場合には選手に検査をするなどして大会に参加することのできる救済措置を講じるべきではないでしょうか。

 

こうした事態は何も野球に限ったものではなく、このコロナ禍の間に、学生が自分たちの努力を披露する場所はことごとく奪われてきました。どうしても命を守るために払わなければならない犠牲もあるかもしれませんが、その場合には彼らの夢の舞台を奪うほどの正当性・必要性があるのかを綿密に検討すべきと考えます。そうでなくては大会そのものの公平性、安定性が棄損される事態になりかねません。全国的な知名度を誇る「夏の甲子園」をきっかけに、全国の学生が安心して大舞台に立つことができるような流れを作って頂きたいです。

 

以上より、私たちは

①ガイドラインの再考、明確化 

②米子松蔭高校野球部の不戦敗の取消し等の措置の実施

③不戦敗という判断に至った経緯の説明

を求めます。

 

どうか、未来ある若者に希望を与えてください。

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