福祉の拠点校、海翔高校の統廃合を撤回し、存続させてください!

福祉の拠点校、海翔高校の統廃合を撤回し、存続させてください!
海翔高校は愛知県弥富市に所在し、創立わずか18年の新しい高校です。ところが、愛知県教育員会は2021年末、突然「県立高校再編構想」を発表し、愛知県尾張地域西部の3つの高校について統廃合する案を提示しました。小子化による中学生の減少などを理由としています。それによれば、海翔高校は廃校となり、13キロも北にある津島北高校に統合されることになります。
海翔高校は、県内で数少ない福祉科があり、愛知県は何億円もかけて立派な設備も整えました。ここ5年間で、介護福祉士の国家資格合格率も急上昇して約85%となり、全国平均の約70%を大きく上回っています。そして福祉科の卒業生は、地元の多くの福祉施設に就職して地域に貢献しています。こうした福祉科を有する海翔高校を、たった18年で廃校にすることは教育行政としても間違っていますし、地域の大事な「宝」を失わせてしまうことになります。
何より、海翔高校が無くなると、尾張地域西部の南側の弥富市・蟹江町・飛島村から公立高校が無くなってしまい、これに対して北側の津島市・愛西市・あま市には、津島北高校も含めて7校も残ることになり、まったくアンバランスですし、特に地元の子どもたちにも自転車でも通学できる公立高校に進学する選択肢が無くなります。制服や教材費をはじめとする様々な「隠れ学費」が高い私立高校を進学先にしたくない子どもたちや保護者にとっても、進学先が減らされる重大な問題です。
以上から、愛知県教育委員会は、海翔高校の統廃合を撤回し、海翔高校を存続させてください。
このキャンペーンに皆様もぜひご協力ください。
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