神戸市・西宮市は借上復興住宅からの被災入居者追い出しを止めよ!

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終わらない阪神大震災!

発災当時、家事や倒壊などで家を失った人の多くは、まず学校の体育館などの「避難所」に仮住まいし、次に「仮設住宅」に移され、被災者により事情は様々ですが、ようやく「復興住宅」に入りました。

ところがこの復興住宅の中で一部に「借上住宅」とよばれるものがありました。短期間に大量の復興住宅を用意できなかったため、兵庫県や神戸市などの自治体が、URなどの民間から借り上げて、そこを復興住宅として被災者に提供したのです。これが借上住宅です。

自治体はURらと「借上期限は20年」と契約しました。が、入居者に対しては十分な説明もなく、それどころか市の幹部が「あとの面倒は見るから」と発言したり、そもそも20年期限の記載が契約書になかったり、デタラメ千万でした。1999年1月の神戸市長からの手紙には「この度は、恒久住宅への転居が決まられたとのこと、本当におめでとうございます」「今後も市としましても、残られた全ての方が、恒久住宅に落ち着かれますように努めてまいります」とあります。

そもそも、入居期限が20年だと知っていたら、被災者は入居したでしょうか?50歳で入居したとして、70歳で引っ越し?住み慣れた町、勝手の知ったる町、持病のかかりつけ医、それらを全部チャラにして高齢者が引っ越しをすることは想像以上の負担です。私なども、持病ゆえ7軒も病院に通っているのですが、引っ越していちからかかりつけ医を作るなんて途方もないことです。また、高齢者は引っ越しに伴って認知症を発症したり悪化したりするそうです。あってはならないことです。

入居15年目あたりになって突然、入居者のもとに「20年経ったら出て行ってもらいます」との通知が届いてビックリ仰天!そして神戸市と西宮市は、20年を過ぎても退去しない入居者を「出て行け!」と裁判で訴える暴挙に出たのです。被災自治体が被災者を被告席に座らせる惨劇が起こっているのです。しかも当初の西宮市長は、実家が全焼したザ・被災者。何が起こっているのでしょうか。

神戸市と西宮市が起こした裁判はいくつもあり(入居者はまだまだたくさんいるので)、なかには判決が出ているものもあり、これがいずれも不当判決ばかり。「20年の期日は契約書に記されていなかったけど、それはそれとして退去しなければいけない」とかいう支離滅裂な判決も。日本の司法はこんなにひどいのです。知ってたけど、こんなにひどいんですね。

一方、宝塚市や伊丹市は、全入居者の継続入居を決定しています。兵庫県はなんやかんやで継続入居をほぼ認め、尼崎市がそれに準じています。だから、たとえば同じ神戸市内の被災者でも、たまたま神戸市の借上住宅に入居した被災者は追い出しをくらい、たまたま兵庫県の借上住宅に入居した被災者は安心していられるのです。不公平というか、不条理な話です。

裁判はまだまだ続きます。まだまだ起こされます。まるで大量虐殺のような仕打ちが現実に起こっているのです。阪神大震災は、決して終わっていない。それどころか、これから真の惨劇が始まろうとしているのです。

 

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