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下鴨神社 糺の森にマンション及び大型倉庫を建てないでください !世界遺産としての価値を守り、地域に寄り添う神社として、糺の森を未来に繋いで下さい。

938人の賛同者が集まりました


京都市左京区にある世界遺産・下鴨 神社は、21年に一度社殿を新しくする「式年遷宮」の経費捻出の為として、境内である「糺の森」の一部を、50年間の定借マンション用地として企業に提供し、年間8000万円の地代収入を見込んで、富裕層向けマンションの建設を進めています。  

糺の森は古代より鎮守の森としてその霊的空間が保たれてきました。そのため太古からの自然遷移の指標樹林として、学術的にも貴重な樹木が多数存在します。

計画では予定地内のそれらの樹木45本が移植、伐採されるとされています。 樹齢150年を超える大木の根を切り、人工的に並べ替えれば、森の霊的、学術的な価値は破壊されてしまいます。 さらに水路の変更や 、地下水脈の変化、樹木の減少などが、森全体の生態系に影響を及ぼしかねないことも指摘されています。

神社は今回の遷宮に約30億円かかったとし、資金難ゆえのやむを得ない決断としていますが、式年遷宮の経費明細は公表されていません。近年、神社は6億円の周辺不動産を購入したり、社務所や売店を新築するなど、資金の動きは非常に不透明で、これに対しても情報公開を求めていますが、未だなされていません。

また、今回の式年遷宮は前回から36年ぶりで、それまでも21年という短いスパンで遷宮が行われたことはありません。財政難の折には、遷宮を延期してきた歴史もあります。マンションを建てる理由としている21年後の遷宮、という年限の見直しも考えられます。

1000年以上の伝統ある祭儀、式年遷宮を未来にも受け継ぐとして、50年だけの借地料のためにかけがえのない森を切るという発想は、あまりにも一過性の短絡的な計画と言わざるをえません。 永続的な資金調達や遷宮のあり方について、議論が必要です。

世界遺産としての観点からは、建設予定地は、一の鳥居の内側で、葵祭の一行が通過する由緒ある場所で、1994年の世界遺産登録の際にコアゾーンと隣接するバッファーゾーン(緩衝帯)として登録されている区域です。この区域によってコアゾーンが保護され、地域との一体性が担保されています。 糺の森全域は、暮らしや信仰と一体となって歴史的に継承されてきた先人や周辺住民の知恵の賜物ですが、そこにマンションを建設するということは、皆の共同の財産である遺産が、私的所有の形態によって分断され、神社の霊性が資金繰りのために切り売りされることに他なりません。

さらにマンション建設に伴いコアゾーン内に、周辺住民の生活環境に近接した形で大型倉庫を建設する計画もあり、住民のくらしを無視した神社の姿勢に、怒りの声が上がっています。

会はイコモスに直訴し、遺産の危機についてユネスコに報告書を送るという確約を取り付けました。 京都市長にも建築許可の取り消しを求めいますが、市は予定地を「境内地」ではなく「荒れ地」とし、マンション建設は市の観光整備、風致基準に合致するとして、むしろ指導していくという姿勢を変えていません。

紙面での署名活動では、約2ヶ月間で5100筆超の署名が集まり、7月に神社に提出しました。その後もさらに1000筆以上が集まっています。 しかし、工事は着々と進められ、着工予定日以前に木々が掘削されるという違法工事が行われています。これに対し、住民は、建築主であるJR西日本不動産株式会社と、それを許している京都市に対し、原状回復を求めています。

糺の森に憩い、親しみ、大切にしてきた地域住民に対して、神社や行政が話し合う姿勢を持たず、資金繰りの発想のみの一方的な計画を強行しようとしていることは大きな問題であり、見過ごすことはできません。

以上、

・計画地が太古より受け継がれてきた鎮守の森であると同時に、学術的に貴重な環境指標林であること。

・環境の観点から糺の森(コアゾーン)への影響も懸念されること。

・式年遷宮の経費明細を含む計画全体についての説明責任を神社側が果たしていないこと。

・歴史的遺産の普遍性を担保する緩衝帯を守らなければ、コアゾーン自体の価値まで失われること。

・私的所有の形態によって、地域と一体となった神社の精神的環境が破壊されること。

これらの理由から、マンション建設を早急に差し止め、情報を開示し、皆で話し合いながら、神社・住民の双方が合意できる道を探ってゆくことを求めます。未来への配慮を欠いたマンション建設計画は中止・撤回してください。



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北畠 彩子さんは「神域、糺の森を守りたい!世界遺産・下鴨神社にマンションも大型倉庫も要らない!」キャンペーンにあなたの手伝いも必要としています!彩子さんと937人の賛同者と一緒うに賛同しましょう。