命を守る「復興ドッグラン」を 石巻・復興祈念公園内に整備したい!

命を守る「復興ドッグラン」を 石巻・復興祈念公園内に整備したい!

命を守る「復興ドッグラン」
~ペット防災を被災地・石巻から呼びかけよう!~
■ペット防災の現状
東日本大震災では人命はもとより、多くのペット達が命を落としました。またペットを心配するあまり避難を躊躇して、命を落とされた方も少なくありません。
その背景には、
・災害時のペット同行避難の準備や備えが周知されていない現状
・避難所へペットを連れて避難することへの躊躇
が考えられ、その根本的な問題として、
・ペットのしつけやマナーが不十分であること
・ペットの特性についての理解や認識の不足
があり、
飼い主や周囲の方、そしてペット自身が「社会性」を身に付ける必要があると我々は考えています。
■日本初「復興祈念公園」内ドッグラン
飼い主とペット、そして周囲の方にペットの特性やペット防災の重要性を知って頂くため。そして公共の場で落ち着いて行動できるよう、ペット自身も社会性を身に付けるため。
ペット防災の啓蒙活動およびマナー向上の指導を行うための施設として、「復興祈念公園」内にドッグラン施設を設置することを石巻市に提案しています。
ドッグランで行うことは、
・災害時の避難、日ごろの備えについての啓蒙活動
・ペットのマナーやしつけ、飼い方に関する飼い主への指導
・狂犬病予防接種や各種予防接種の重要性の周知
・ペット同士の交流による社会性の向上
・情操教育や地域交流
これらを、きちんと整備され管理されたドッグラン施設で行うことで、県内はもとより県外からの集客も期待でき、旅行客の増加やリピーターの獲得など地域活性の起爆剤になる可能性をも秘めています。
また有料ドッグランを運営することで利益を上げられれば、今後市民の負担としてのしかかってくるであろう広大な復興祈念公園の維持管理費の一部を賄うこともできます。
■人と犬が豊かに安心して暮らせる石巻
このようなペット防災を啓蒙する施設は未だ存在せず、被災地・石巻で取り組むことは非常に大きな意義があります。
石巻が「人と犬が豊かに安心して暮らせるモデル都市」の先駆け・前例となり、命を守る「復興ドッグラン」の活動が全国に広がることを期待しています。