千葉県市川市八幡5丁目における大規模ワンルームアパートの建設は容認できません。 建設計画の変更と市川市は指導を!

千葉県市川市八幡5丁目における大規模ワンルームアパートの建設は容認できません。 建設計画の変更と市川市は指導を!
これまでのお力添えに感謝いたします。私たちは千葉県市川市八幡5丁目に住む住民グループです。近隣のアパート建設計画の過程で生じた事業者や行政の姿勢への疑問をうやむやにできず、公正さを求めるささやかな活動を展開しています。応援をいただければ幸いです。
<緊急報告> 私たちは、冒頭のこのページを5か月あまり、今年5月初旬に市川市の新たな田中甲・市長が、八幡5丁目やこちらの署名など、およそ600人による反対署名を受け取ってくれ、「その声を受け止めなければならない」とのべた姿勢に感謝し、ここに掲げてきましたが、本日をもって、それはやめることにしました。
それは、ここに来て、現場の工事が本格的に進行しはじめたからです。今週に入って基礎工事がふたたび開始され、本日は水道工事、明日にはコンクリートが流し込まれようとしています、そして、その進行の裏には田中市長や市役所による「容認」があることが、はっきりと見えてきました。
市役所は私たちに、「事業者には市川市の条例を守り、住民側に十分な説明を行い、工事の協定を結ぶまでは、工事は行わないよう指導している」とは言っていますが、それが表向きのことであることは、工事の進行を見れば明らかです。田中甲市長は、私たちの面会の希望にも応じず、私たちが提出した600の署名に対してもダンマリを決め込み、スルーしようとしています。
つきましては、ふたたび本問題に対する注視をお願いする次第です。このままでは、地元の皆さまを中心に頂戴した署名や応援の声も水の泡と化してしまいます。
皆で地域ひいては市川市の公益性に資する問題提起を行い、声を挙げてきたはずです。明らかに多くの疑惑がある本建築を(疑惑があるからこそ、事業者や市川市は覆いかくそうとしている可能性大です)このまま進めさせて良いのでしょうか。
田中市長および市役所は、地域住民の署名に、疑問の声に答えて下さい!!
2022年5月7日 「田中甲・市川市長に署名(607人分)を手渡しました。忙しいなか時間を設けて下さった市長に感謝! 賛同下さった皆さまに感謝!! 」
昨日5月6日の午後、八幡5丁目住民グループの代表6人が市川市役所を訪問し、田中甲市長に八幡5丁目を中心に寄せられた約600人の署名を手渡し、住民側の要望を訴えました。就任早々でしたが、事態を憂慮した田中市長が、早急に時間を設けて下さったものです。市長は署名の束を手にしながら、「市のほうがこれに応えなくてはならないと思う」と述べて、この問題について「やむを得ない、と見送るわけにはいかない」とお言葉もいただきました。訪問では市の風致地区における環境維持にも話がおよび、たいへん有意義な時間でした。
田中市長には初めてお目にかかりましたが、きりりとして、力強い言葉づかいが印象的な方でした。訪問の場には市川市の街づくり部の皆さまも同席し、市長の言葉に「わかりました」と答えていました。
田中市長への署名手交が実現したのも、賛同をお寄せ下さった多くの地域住民、そして遠くは北海道や九州など全国から関心を寄せて下さった皆さまのおかげです。心から感謝します。これからも、一緒に今後の動向を見守りましょう。
昨日の訪問は、今朝の『読売新聞』朝刊にも記事として掲載されています(読売・千葉の記者さんがずっと関心を持って下さっています)。まだデジタル記事にはなっていないようなので、どこかで紙面をご覧下さいませ。
※2022年5月5日「田中甲・市川市長への署名手交を前に、集まった住民の声・応援の声を共有します」
田中新市長への署名提出も間もなくとなりました。応援下さっている皆さま、本当にありがとうございます。現時点でのおおよその署名数、頂戴しているコメントをここに共有いたします。
<集まった署名・賛同の数> ※正確な集計結果は、田中市長への手交時に発表します。
・八幡5丁目・大和自治会内で実施した紙およびネットによる署名:地区の半数を超える250世帯以上が賛同。ほか地区外からの賛同もあり。
・キャンペーンサイト・Change.org における署名:100人の賛同
<署名で寄せられた主な声>
・周辺住民の皆様方の反対を押し切り工事する事に反対です。
・市の建築指導課と公園緑地課を並べて、経緯を聞くべきと思います。
・あんな狭い道で奥まった土地に危ないと思います。市川市役所さんもしっかりしていただかないと。
・風致地区を守るべく、市川市には真面目に取り組んで欲しいと切に願います。
・住宅景観にそぐわない建物の建築に断固反対します!
・地域住民です。集会での建設会社側の態度がひどかったので納得です。がんばって下さい!
・千葉県ってこういうやり方する奴ばっかり。いらないところを開拓したがって、ど田舎を開拓しない。おかげで都会と田舎の二極化が進んでいる。
・こうした業者はどこにでもいると思いますが、市の対応が解せません。何か癒着でもあるのかと疑ってしまいます。市長が変わったので、対応も変わることを期待します。
・住民には一貫して社員寮ではない、投資物件アパートだと社長自らも説明しながら、市には建物を最大化で建築できるように社員寮としているとは。住民も市も騙されているのか。市と業者の馴れ合いなのか。市も業者も真摯な対応を望みます。
・狭い道に朝早くから工事の車が条例無視で入ってきます。地元の人たちの声は全く無視して進められる工事。話し合いに応じない業者。許せません。
・現場を見てきました。いわゆる「旗竿地」の細い「竿部分」の奥の「旗部分」ギチギチに22戸はいる大型アパートが建ちます。緑の多いほっとできるような風致地区に、利益だけしか考えない業者により、地域住民の思いを無視するどころか、恫喝しながら違法ギリギリギリのことを当然のごとくして最終的な許可なくして工事が着々と進んでいます。火事や災害時にどうやって人命を守るのでしょうか?
・マンションの建つ現場は、入りくんだ狭い道を入った所の旗竿地です。すでにコンクリートも流し込まれ、敷地いっぱいいっぱいに建てられ、22部屋も入るということです。緑の多い静かな環境を守るためにも、火事や地震等の災害の時の対策のためにも、住民の意見をきちんと聞いて話し合ってほしいです。
・朝早くから、工事車両が通っていて、小中学生の通学路なのに、危ないなぁと思っていました。この辺は、道も狭く、普通車1台でも通る時は気をつけないといけない住宅街です。ルールは守ってほしいです。市川市役所さん、しっかりして下さい。
・このような業社を受け入れるべきではない。行政はいったい何をみているのか?
・地域民です。このまま住民無視で建てられたら、我々および地域に残るしこりは大きい。
※2022年5月4日続報 「説明会」を呼びかけるも事業者からは反応なし。地区内外から今日までに約600の賛同の声。まもなく 田中甲市長に署名を提出
私たちが設定し、事業者に呼びかけた「説明会」ですが、事業者からは全く反応がありません。どちらか都合の良い方を選んでもらえるように、二つの候補日時を提示し、会場も予約したというのに。このことについて、市の開発指導課さんは事業者から何か報告を受けていますか?
工事が進む現場を日々目の前にして思います。事業者はこんなにもひどいふるまいを見せているのに、なぜそれが許されるのか。逆に、なぜ市の担当課はこんなにも弱腰なのか。ひょっとしたら、時代劇でよくあるみたいに、背後には強大な力を持つ代官(議員)がいて、圧力をかけているのでしょうか。疑いは広がります。
ともあれ今回は、市川市の条例が定めた手続きも踏まずに工事が強行されています。条例はないがしろにされているのです。もしかすると、市の担当課と建築業者の間では、日頃からこうした行為が公然とまかり通っているのかもしれません。
私たちは、本日までに集まった約600の賛同の声とともに、そうした体制に対しても疑念の声を挙げ、公正でルールにのっとった市政の実施をお願いしたいと思います。おかげをもちまして、様々な方々から応援の声を頂戴できるようになりました、感謝申し上げます。
田中甲市長への署名提出は間もなくです。皆さまの応援の声とともに行ってまいります!
※2022年5月2日続報 今日も近隣小学校との「協定」破りの事業者は、分かってやっている。挑戦されている住民と市川市。私たちは自ら「説明会」を設定、事業者に呼びかけへ。
事業者が暴れています。今日も近隣小学校との「協定」を破る、朝8時05分にトラックが2台入ってきました。児童の登下校時間にあたる、午前7時半~8時半、午後2時~4時は、校区内において工事車両の通行は禁止のはずです。児童の安全までも無視ですか?
しかし、もう事業者は分かってやっているのです。住民の私たち、そして市川市に対して、「何かできるものならやってみろ」と、あえて挑戦しているのでしょう。こんな挑戦に屈するのか。私たち住民の決意も、市のモラルも問われます。
本日、私たちは、自身が参加しやすい週末の時間帯を候補日として、「説明会」の開催を事業者に対して呼びかけました。このことは、先日ありがたくも「同席」を申し出て下さった、市川市の開発指導課にもお伝えしています。
私たちは、自ら「説明会」を設定しました。ですから、事業者さん、市川市さん、参加をお願いいたします。そして事業者は十分な説明を行ってください。
※2022年5月1日続報「許可なし、住民の合意なしに、GWも工事強行。そもそも地域の理解など必要としない事業者。地域からは500近い異議の声。市川市さん、本当にこのままでいいんですか?」
世の中がお休みなのをよいことに事業者は工事をどんどん進めています。先日、勝手に通告してきた「説明会」も、成立したとは聞いていません(周囲でも参加した人は無し)。なのに、その後の連絡もなく、無言のまま工事だけが強行されています。
こうした事業者の姿勢からは、「建ててしまえば終わり」であり、そもそも地域の理解など必要としていなかったことが明らかです。建ってしまえば、既成事実となります。市川市や地域は、このような姿勢の事業者の建築をこのまま許すのでしょうか?私たち地域は許しません、だから現在八幡5丁目を中心に、500に近い「異議申し立て」の声が集まっているのです。
市川市さん、この私たちの声をどうしますか??田中市長、本当にこのままでいいんですか?
※2022年4月29日「地区内、外部から予想を超える応援 近日公開!そして、まもなく市長にお届け」
おかげをもちまして、こちらのキャンペーンサイト、また八幡5丁目地区内を中心とする署名活動において、私たちの想定を超える応援の声を頂戴しております。皆さま、本当にありがとうございます。
そして、このたび市役所に伝えたところ、さっそく田中甲市長が受け取ってくださることになりました。「近日で日程を調整中」とのご連絡を頂戴しています。ありがとうございます!
しかし、今日は祝日なのに工事トラックが入ってきました。「説明会」はどうなったのか(その後、事業者からは全く連絡がありません)。説明会が未だ、そして協定締結前、工事着工届も未提出の段階で工事を進行するのは、「条例違反」です。
※2022年4月27日続報「新しい市政への転換に期待します」
一緒に怒ってくれる地域の応援がありがたいです。私たちは皆、日々の仕事や生活で忙しいながらも、何とかできるだけのことをやったつもりです。光明が見えますように。市政の新しい転換に期待いたします。
※2022年4月26日続報「直近にせまる事業者の説明会強行、まさかサクラの参加で成立なんてことは!? 近隣小学校との協定破りも」
事業者が強行しようとしている「説明会」(私たちは住民が参加しやすい別の土日祝日を依頼したにもかかわらず)が、いよいよ直近となりました。私たちが一番恐れているのは、彼らが「サクラ」を仕立てて「説明会」を成立させ、開催のアリバイ作りをする可能性があることです。
そもそも説明対象である私たちの都合を全く無視したものですし、資料についても「図面は数部用意しますが、必要であればコピー願います」とあります。
また、「コロナが蔓延しておりますので、近隣住民代表者様との少人数での説明会を行い、各住民へ住民代表者様から説明いただいても結構です」とも書かれています。これは、住民への説明義務を無視した発言で、少数人の参加(恐らく、サクラ?)しか想定していない可能性大です。千葉県では蔓延防止等重点措置終了が宣言されているので、十分な対策を行いながら住民に集まってもらうことは可能なはずです。
そして今朝は、近隣の富貴島小学校との協定破りである午前8時20分に事業者のトラックが進入してきました。登下校中の児童の安全を確保するため、本来、同小学校と事業者との間では、午前7時半から8時半、午後2時から4時の通学時間帯には工事車両が通行しないよう協議がされています。おまけに、協定破りは今回が初めてではありません。約束は守ってください。
※2022年4月25日続報②「事業者とのやり取りは平行線」
本日25日夕方、事業者から、ふたたび返信がありました。説明会については、会社が土日祝日定休日のため、あくまで先日私たちに通告してきた直近平日午前中の日程で行う、変更はしない、とのこと。あくまで強行な態度で、やり取りも平行線です。これまでの集会(話し合いは進みませんでしたが)は、全て土日祝日の設定でした。したがって、事業者としても不可能ではないはずです。今回に限って、なぜ平日午前中なのでしょうか。
※2022年4月24日 続報「私たちは事業者に説明会の再設定を申し入れた。市川市のやり方はめちゃくちゃやばい。なぜ許可を「交付してしまった」ツケを住民が負うのか?
多くの住民が参加できない平日午前中に説明会を設定してきた事業者に対し、私たちはこのたび、(1)説明会の日は、開催を要求する近隣住民が参加可能な土日祝日にして下さい。(2)日程は互いに合意の上、決定してください。とする申し入れ文書を送りました。市役所さんにも共有しました。私たちはくじけません。
そもそも、今回の建築では何か「謎」というか「闇」があるのです。「協定締結も工事着工届も未だなのに、なぜ工事ができるのか?」という私たちの質問に対して、市からは次のような回答がありました。これは昨日ご紹介した市の回答の続きです。
市開発事業課(4月22日)「市川市宅地開発事業に係る手続及び基準等に関する条例に基づく手続きとして、事業者に対し事業計画内容について近隣住民への説明を改めて行うよう指導している状況から、現時点では協定の締結には至っておらず、工事着手届の提出もなされておりません。しかしながら、建築基準法に基づく、建築確認済証の交付がなされた建築計画についての工事をすることは法的に認められておりますので、市として工事を止めることはできない状況となっております。」
← 住民の疑問:ここがおかしな点です。私たちグループの一人に大手不動産会社に勤める学生時代の友人がいて、その人に聞いたところ、「市川市の進め方はめちゃくちゃやばい。説明会が出来ていないのに建築確認申請が進んでいるなどフローにのっとっていない。また、協定締結前で工事着工届も出ていないのに工事を始めるなんて、自分たちの会社ではありえない」と言われたそうです。市はルールを作った張本人なのに、その自分達がルールを守らないのはどうなんですか?
そもそも、このように市がルールを無視してまで建築を容認せねばならない点に、「謎」が隠されています。市は、事業者に対して、何か「許可を交付してしまった」という弱みがあるのはないでしょうか。しかし、なぜ、その許可してしまった「ツケ」を私たち周辺住民が負わなければならないのでしょう??
(そういえばこの春、市の開発指導課では本件を扱っていた担当者3人のうち、2人が異動になっています。何か関係あるのでしょうか…。)
※2022年4月24日 続報 「説明会の日程は変えられない」住民が参加不可な平日午前中に説明会を強行しようとする建築業者
先にお知らせした通り、建設の事業者は、直近の平日午前中という住民の多くが出席できない日に説明会を設定してきました。そのため私たちは、「住民が出席できる土日祝にして下さい」と事業者に対して再設定を依頼していたのですが、一昨日22日の夕方、事業者から次のような通告がきました。
「弊社にて日程再検討致しましたが、申し訳ございませんが4月X日の日程を変更することはできません。出席可能な方はご参加下さい。宜しくお願い致します。 株式会社〇〇」
住民の多くが出席できないとわかっていながら、「住民無視で強行」という態度です。とにかく手続きに必要な説明会の実績を作って建設を進めたいのでしょう。憤りをおぼえます。
その夕方、ちょうど市川市の街づくり開発指導課さんから、下記の通り連絡がありました。
市開発指導課「説明会につきまして、市から事業者に対し出席者や開催日時を指示することはできませんが、近隣住民の方からのご要望につきましてはできる限り配慮するよう指導しております。」
←住民疑問:〇社が「説明会の日程は動かせない」と言ってるのを知っての発言ですね。なんだか市の立場は弱いみたいですが、なぜでしょう?
市開発指導課「また、近隣説明は事業者が近隣住民に対し行うもので、市の職員は原則説明会に出席いたしておりませんが、今回の出席につきましては、検討をさせていただきたいと思っております。」
←住民:ご配慮ありがとうございます。でも、平日午前など「出席できない」と言っているのに、事業者は「日程変えられない」の一点張りです。なにしろ私たちはまだ必要な説明を全く受けていません。正確な日影図すら見ていません。住民の多くが参加できない日程での説明会など、何のための説明会でしょうか。私たちは今とても困ってます、市役所さん、何とぞ調整をお願いいたします。」
※2022年4月22日続報「市川市は新体制へ」
おかげさまで、こちらの閲覧数は1300を超えました。皆さまのご関心・応援に感謝申し上げます。
市川市は今日から新市長さんが登庁です。市川市の文化的価値である風致地区の環境をどうか守って下さい。住民の声を無視しないでください。何もないのに私たちは異議を呈したりしません。どうか住民の方を向いた市政をお願いします。私たちは期待しております。
昨日私たちは、事業者に対して「説明会」の再設定をお願いしました。また市役所の担当課にもその旨伝えさせていただき、次の質問をしました。
「本建築工事は実質的に基礎工事の段階に進んでしまっていますが、宅地開発事業の手続きフローにおける、1,協定締結 2,工事着工届 は済んでいるのでしょうか。また、市役所さまの方では「着工を控えてほしい」と事業者に要請しているとのことですが、事業者は建築を強行している状況です。これはどのような状況および関係性と理解すればよろしいでしょうか?お教え下さい。」
※2022年4月20日 続報「工事はあくまで強行 ようやく住民説明会の通知が しかし!?」
「すでにコンクリート車が来て、作業しております。到底、理解できません。ご確認をお願いいたします。」
昨日、基礎工事の強行に驚いた私たちが市川市役所の街づくり部長と開発指導課長あてに至急の連絡をしたところ、本日それに呼応するものか、事業者S社から「住民説明会を開催する」との通知が入りました。
ところが、示された日程は、来週平日の午前中!多くが仕事をしている私たちには参加が難しい日程です。あえてそれを見越しての設定でしょうか?ありえません。
それに今現在も、工事現場では、コンクリートの型枠と見られるパネルを並べる作業が着々と進められています。「手続きも整わないうちに、なぜ工事ができるのでしょうか??」 私たちの疑問に答えるような事業者の姿勢ではありませんし、市の指導も十分であるとはいえません。
※2022年4月19日 続報②「工事はついに基礎工事へ。住民は無視か!?」
住民たちの存在など無視するように工事は着々と進行しています。
今日は、敷地にビニールの防湿シートが敷かれました。この後、型枠がつくられ、鉄筋が並べられていくと思われます。もう完全な基礎工事です。事業者と市川市役所、住民のことは完全に無視ですか!?
住民への説明も未だ。「宅地開発条例」に基づけば、協定締結も未だ、建築確認申請も未だ、工事着工届も未だ、なのに、なぜ工事ができるのでしょうか。
※2022年4月19日続報「建築目的は「社員寮」?その謎」
市と事業者は4月になって、突然この建築は「社員寮」だと主張し始めました。この謎の検証のため、私たちは昨日18日、市の公文書公開で新しい文書を取得しました。それは2021年8月17日付で、事業者から市の交通計画課長あてに提出された「社員寮」との申出兼誓約書に関する一連の書類です。ここに添付された事業者による賃貸借契約書には「本物件を居住用社宅等の目的にのみ使用する」とあり、その申告に基づき9月30日に市は(本来この規模ならば3台必要なところを)「駐車施設が1台で可」との通知書を発行しています。つまり確かに、事業者側は8月頃から一括借り上げによる社員寮形式を画策していたようです。
しかし疑問があります。事業者側は「社員寮」を目的に市の許可を得ながらも、その後も一切住民に対して「社員寮」とは公言しませんでした。私たちは市からもそのような情報は聞いていませんでした。今月4月8日になって、初めて「社員寮」と書かれたビラが投函されたのです。それはなぜなのでしょうか? ここに大きなポイントがあると思います。
事業者の狙いとしては、単に駐車場数を減らして建坪を広くするための手段だったのではないか。それに、本当に永続的に全てが社員寮として使われるのでしょうか。市はそのチェックをきちんと続けるのでしょうか。「社員寮」とは名ばかりの「サブリース」の変形ではないか。多いに懸念されます。
※「サブリース」とは、オーナーから一括借り上げし、第三者に又貸しする不動産事業のスタイル。契約に関わるトラブルも多い。
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<キャンペーンの趣旨>
八幡5丁目は、市川市が都市計画上指定した「八幡風致地区」にあり、市川市は「各種の開発行為に対して一定の規制をすることによって緑にあふれた秩序ある街並みを維持」しなければなりません(市川市HP参照)。
現在、市川市八幡5-12-10において、689㎡の空き地にワンルームアパートの建築計画が進んでいますが、この過程で私たちは、八幡5丁目の環境と安全を壊しかねない事業者の悪質ぶり、また、事業者を擁護し住民の方を向かない市川市の不誠実な対応に悩まされ続けています。
私たちは話し合いによって解決しようと努力してきましたが、このたび事前通告もなしに工事が強行されてしまいました。ついては皆さまに事態をお知らせするとともに、私たちの願いに賛同いただけるご署名を切にお願い申し上げます。
2022年4月13日
<私たちの願い>
①市川市八幡5丁目の環境と安全を脅かす市川市八幡5-12-10におけるアパート建設は容認できません。周囲の安全と環境に配慮した建築に計画を変更することを求めます。
②市川市は現在の建築計画を認めることなく、周辺環境および近隣住民の不安を考慮し、住民の理解が得られる十分な協議を重ねるよう、事業者に指導を行うことを強く求めます。
本建築計画における問題点
建築の概要:市川市八幡5-12-10における689㎡の袋状の土地(路地状敷地)に木造2階建て、22戸のワンルームアパートを建設する計画。事業者は有限会社S、設計・工事施工者は株式会社T。
1,事業者の問題
私たち周辺住民がこの計画を知ったのは昨年5月31日のことです。このとき事業者は、近隣の9戸のポストに建物の図面の一部とコロナ感染防止対策のため近隣説明を省略する、という添え状を投函したのみでした。それなのに市川市に対しては「各戸を回って説明を行った」という虚偽の報告をしていたことが後日判明しました。
生活環境や安全面への懸念から私たちは事業者に対して説明会の開催を要求しましたが、事業の計画、工事の施工方法等、条例に則った説明は一切なされず、住民側の質問に対しても明確な回答をしなかったため、再三事業者には規定通りの説明会を開催するよう求め、現在まで3回の会合を重ねたものの、いまだに十分な説明と回答を得られていません。周辺の住宅に大きな影響が生じる日照情報すら必要な情報が提供されません。
さらに第3回目の会合では、司法書士登録のない人物が「司法書士」を名乗って、A社長の代理として出席して「風致地区への理解や配慮は全くない」「風致地区の価値を壊しに来たと捉えられてもかまわない」等々、終始住民を威圧するような態度で発言をしました。
そして事業者は、説明を求め続ける我たちを無視するように、先月3月23日、本来7日前までに果たすべき事前通告も無しに、いきなり工事を強行してきました。早朝からの騒音と振動に私たちは大きな衝撃を受けました。
2,建築計画における周辺への影響
私たちはそもそも計画上において、以下のような点で八幡5丁目の良好な住環境や安全を乱しかねないと懸念していました。
①交通・安全面悪化の問題
八幡5丁目地域は幅4m未満の狭い道路が多く、本計画の接地道路はわずか幅2.73mです。この道路は私たちの子供たちの通学路にあたり、付近には高齢者も多く住んでいます。22戸のワンルームアパートができれば、当然宅配便の配達車両や引越車両等の出入りのため周辺道路の交通量の増加が予測されます。しかし本計画では敷地内に車両の旋回スペースがないため頻繁に出入りする配送車等はバックで出入りせざるを得ません。バックで狭い道路に出るのは重大な危険が伴います。登下校中の児童や歩行中の高齢者等が交通事故に遭うことが心配です。
②防災・防犯上の問題
上述のとおり付近の道路は狭く、消防車など大型の緊急車両が容易に立ち入ることができません。袋状の土地でもあることから、万一火災が発生した場合、火の海となり急速に延焼が広がる危険性があります。また計画では建物と敷地境界との距離が1.2mしかない西側部分に幅0.9mの植栽ゾーンを設けているため、避難や消火活動における支障となり得ます。防犯上でも、大型の袋状の土地に建築されることから周辺の住宅から見通しの悪い空間が多々生まれ、部外者の侵入が容易になり、犯罪の温床となることが懸念されます。
3,市川市の不誠実な対応
私たちは以上のような事業者の姿勢や建設計画における懸念を繰り返し指導を行うべき市川市に訴え、改善を求めてきました。しかし市川市は、住民側の訴えを聞くようなそぶりを見せながら、実際にはポーズだけで、市の担当部署は着々と建築に関する確認申請を通過させ、このたびついに本格的な工事が始まってしまいました。
4,さらに市川市における緑地の恒常的減少の問題
市川市八幡5丁目は市川市が都市計画上指定した「八幡風致地区」にあり、市川市は各種の開発行為に対して一定の規制をすることによって緑にあふれた秩序ある街並みを維持せねばなりません。ところが市川市は、本建築物の建築許可申請に対し、建築物の高さ・建蔽率・敷地境界線までの距離・建築物の意匠が基準を満たしていることから、風致地区内の大型建築でありながらも、その要件の一つである緑は全く不要とし、風致地区外の建築物と同じでよい、という判断です。このような市川市の指導は現実を見ても、中・長期的に見ても、行政自らの手で市川市が誇る風致地区の価値を喪失させる事態となっています。
<ご署名のお願い>
私たちは、生活環境や安全面の観点から、この問題は市川市八幡5丁目ひいては近隣の風致地区全体に関わる大きな問題になると考えています。現状の建築計画のままでは私たちの懸念と問題意識を解消することは不可能です。
私たちは、事業者に対して根本的な建築計画の変更を求めるとともに、市川市に対しても現状の建築計画を認めることなく、周辺環境および近隣住民の不安を十分考慮し、住民の理解が得られる十分な協議を重ねるよう、事業者に指導を行うことを強く求めます。
これに賛同いただけるご署名のご協力をお願い申し上げます。
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