歴史ある稲付城址を道路工事から守りたい!

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発信者:稲付城址を守りたい! 宛先:東京都知事

 東京都北区に位置する東京都指定文化財「稲付城跡」は道路工事に拠って遺構が失われてしまうかもしれません。失われた遺構は二度と返ってきません。この道路工事は史跡を破壊してまで行う必要のないものであり、東京に残る戦国時代の遺跡を守るため、地域住民を中心に反対運動を行っております。

是非、署名にご協力をお願い申し上げます。

 

【稲付城跡とは?】

 JR東日本赤羽駅からわずか徒歩3分に稲付城跡(現:静勝寺)は残ります。アクセスも良いことから多くの歴史愛好家が訪れるこの稲付城跡。立派な天守閣や壮大な石垣はありませんが、500年以上も昔に築かれた際の遺構や面影が良く残されており、現在では350年以上の歴史を持つ静勝寺が位置しています。江戸城と同じあの太田道灌が築いたとも言われ、小田原北条氏も支配したこの稲付城は関東の戦国時代を語る上では外すことができない史跡の一つです。

◆稲付城の魅力

  1. あの江戸城(現:皇居)と同じ太田道灌が築いたと伝わる城
  2. 城址跡に建つ静勝寺も350年以上の歴史を持つ
  3. 東京23区内にありがなら、面影が良く残されている

1. 太田道灌が築いた城

 戦国時代の初めころ、関東で勇名を馳せた太田道灌は教科書にも記載される人物であり、あの江戸城の原型を築いた人物とも言われています。稲付城も同じく太田道灌が築いた城と言われており、稲付城は武蔵台地の北端にある戦略的に非常に重要な位置に築かれた城でした。現在では都心部に位置しているにも関わらず地形が良く分かる形で残されており、関東の歴史愛好家や城好きの方々であれば一度は訪れたい隠れた名城として知られています。

2. 城址跡に建つ静勝寺も350年以上の歴史を持つ

 稲付城は豊臣秀吉の小田原征伐によって北条氏が滅ぶと、100年以上もの役目を終えて廃城となりますが、まもなく江戸時代の初め頃には静勝寺として生まれかわります。稲付城の遺構をそのまま残した静勝寺は太田道灌の子孫であり、遠江掛川藩主を務めた大名家でもある太田氏などからも厚い信仰を集めて永く繁栄しました。その関係もあって静勝寺には現在でも太田道灌の木造が祀られています。

3.東京23区内にありがなら、面影が良く残されている

 東京都指定文化財である稲付城跡(現:静勝寺)はJR東日本 赤羽駅から徒歩3分という非常にアクセスのしやすい場所に位置しており、首都圏から日帰りで訪れることができる数少ない史跡のひとつです。こういった史跡は

「建物や石垣がない感じのお城にも興味があるけど、遠いところはちょっと…」というような本格的な城郭探索に興味を持ち始めた人にとって取っつきやすい城という側面もあります。

 

【道路工事(補助線街路86号線計画)とは?】

正式名称を「東京都市計画道路 補助線街路86号線」と言います。以下に当該計画の概要を記載します。

・都市計画道路名:東京都市計画道路補助線街路86号線

・都市計画決定 :昭和21年 4月25日/戦災復興院告示15号

・延長及び区間 :延長 1150 m /区間 北区赤羽西五丁目~赤羽西一丁目

(東京都第六建設事務所 "道路整備計画のあらまし" より抜粋)

 

◆道路工事への疑問点

  1. 工事計画は70年以上前に告示された戦災復興を目的としたもの
  2. 城址だけでなく自然公園まで道路化の予定
  3. 地域コミュニティ破壊の可能性

1.工事計画は70年以上前に告示された戦災復興を目的としたもの

  本計画は地域の道路交通の円滑化、安全性、防災性の向上、地域の発展を目的と謳っていますが、この都市計画の根拠は戦後まもない昭和21年(1946年)に策定された戦災からの復興を目的とした大変古い計画です。令和になった今も同地に戦災の傷跡が残っているかというと、当たり前ですがそんなことは全くなく、70年の時を経て同地にはすでに良好な住環境が形成されています。つまり、この計画は地域住民にとってすでに必要のないものと言えます。

 また、この計画は戦災復興院の告示をもとにした基本文書や原図のない道路工事であり、計画の有効性は認められるものではないとされています。実際に道路建設側は住民の反対にあうたびに「木密解消」、「延焼遮断帯」、「交通円滑化」と工事の目的をたびたび変えており、道路工事の主張する目的には一貫性がないことが伺えます。

2.城址だけでなく自然公園まで道路化の予定

 この計画は稲付城跡の遺構を破壊するだけでなく、隣接する2つの地域コミュニティである赤羽自然観察公園とスポーツの森公園を道路によって分断する計画でもあります。2つの公園は地域住民の憩いの場であり、この計画は公園や地域価値を大きく低下させる可能性があり、この観点からも中止すべきという声が挙がっています。

3.  地域コミュニティ破壊の可能性

 道路工事側は一時、この計画の目的を「延焼遮断帯」の設置としていました。佐信の防災科学では延焼遮断帯の設置は地域コミュニティを破壊し、災害発生時の協調性を失わせるデメリットの方が大きいとされており、延焼遮断については通電火災防止の徹底と初期消火体制の整備が重要であるとされています。こういった防災的な観点からも無利益な道路工事と言えざるを得ないのが現状です。

 

【署名ご協力の御願い】

 以上の観点から我々はこの道路工事は都内に残る貴重な史跡である稲付城址を守るべく道路工事への反対運動を行っていきたいと考えております。繰り返しになりますが、失われた史跡は二度と戻っては来ません。そして同地に住む地域住民の皆さんのため、是非署名にご協力をお願い申し上げます。

 また、もし宜しければ、是非この際に稲付城址を訪問してみて下さると一人の歴史愛好家として大変うれしく思います。

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