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南房総の美しい自然と子どもたちの未来を守ろう!千葉県と鋸南開発㈱に、住民の意見を無視した汚染土壌埋立処理施設の建設を中止して欲しい!

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豊かな自然に恵まれた鋸南町は、農業、漁業、そして観光で成り立っている南房総のちいさな町です。都心から車で1時間半という近さもあり、移住する人や週末に通う人も少なくありません。昔からの住民、移住者、観光で訪れる人たちが共通して求めているのは、豊かな自然、美味しい空気、安心して暮らせる自然環境です。そんなささやかな望みが今脅かされています。公正な手続きを踏まないまま、町に「汚染土壌埋立処理施設」が建設されようとしているのです。

汚染土処理施設の建設は環境破壊そして健康被害につながります

町の優良農地保全地区内に建設中のこの施設に、5年間かけて147万㎥(東京ドーム1.2杯分)の汚染土壌を埋め立てる計画です。1日にダンプカー延べ150台 以上分の汚染土が、毎日5年間に渡り運び込まれます。保育所、小学校、中学校のある沿道を、汚染土を積んだダンプカーが走ることになります。交通量としては、1日に300台以上のダンプカーが往復することになり、騒音、振動、路面の破損、交通事故などが懸念されます。300台以上の汚染土を積んだ ダンプカーが、毎日毎日子どもたちのすぐ側を駆け抜ける様子を思い浮かべてみてください。

汚染土には、ヒ素、鉛、ホウ素、フッ素、カドミウム、六価クロムなどの有害物質が含まれます。例えば、ヒ素は発がん性で皮膚症状、呼吸器症状、内臓疾患をもたらします。鉛は、主に呼吸器からの吸引と、消化器系からの吸引によって体内に入り、骨に最も多く定着します。さまざまな中毒症状を起こし、遺伝毒性も報 告されています。ホウ素は、軽度では頭痛、痙攣、重度の中毒になると下痢、吐血、呼吸器障害などを引き起こします。また六価クロムは、発がん性物質として 知られ、長期に渡る摂取は肝臓障害、大腸がん、胃がんなどの原因となりえます。

問題となっている処理施設では、こうした有害物質を環境基準の10〜30倍も含む土壌を法的には埋め立てることができ、そこからの排水には環境基準の10倍まで含まれてもよいことことになります。鋸南開発㈱は、自然由来の汚染土のみを埋め立てると説明していますが、埋立施設には自然由来や人為(工場)由来の法的な制限はなく、また自然由来であろうと人為(工場)由来であろうと含まれる有害物質の毒性に変わりはありません。

鋸南開発㈱ではまた、有害物質が環境へ溶け出すことが無いよう汚染土に不溶化処理を施すとしています。しかし、不溶化処理はあくまで有害物質が溶け出しにくくするもので、有害物質がなくなるわけではではありません。処理場の建設地は、主要河川に隣接し勝山漁港から2km程しか離れていないのです。また不溶化処理で排水の汚染を抑えたとしても、粉塵はそのまま吸引され人の体内に入って行きます。

さらに、不溶化処理は元々の土壌がどんな状態でどの程度汚染されていたのかトレースできなくしてしまいます。鋸南開発㈱は当初、その土が「東京外環自動車道工事等に伴い発生するもの」と説明していました。しかし国交省首都国道事務所やNEXCO東日本に確認したところ「鋸南町や民間施設に埋め立てる計画は全くない」とのことでした。ならば汚染土壌は、 いったいどこから来るのでしょうか?今、千葉県はじめ多くの都道府県で8,000ベクレル/kgを超えた指定廃棄物(放射性廃棄物)の最終処分場を必要としています。現在でも8,000ベクレル/kgまでは管理型廃棄物処分場で処理されています。まだ放射能汚染土壌の処理については国で決めていませんが、汚染土壌埋立処理施設で埋立できる有害物質の基準は廃棄物の管理型処分場の基準とほとんど同等であることから、今後、8,000ベクレル/kgまでの放射能汚染土壌が埋立てられる可能性は否定できません。埋め立てられる土壌の起源がトレースできず、信頼性のある情報も提供されないとしたら、わたしたちはどのように自分や子どもたち、そして環境を守って行けば良いのでしょう?

違法かつ不透明の許認可プロセスと高まる不信感

大規模な汚染土の搬入は、農業漁業資源、観光資源、不動産価値などあらゆる面で町に長期的なマイナス影響をもたらす事業であり、地域の保全・発展の障害にな るものです。自然の豊かさを活かした農業、酪農業、漁業、観光業、定住促進の町づくりを進めている町にとっては致命的打撃を与えかねません。それにも関わらず、鋸南開発㈱の「採石場跡地利用整備計画」および千葉県による事業許認可のプロセスは、不透明かつ採石法の脱法といわざるを得ないものです。また影響を被る多くの人の意見を無視したものとなっています。

 問題となっている汚染土処理場が建設される採石場は、元々の認可では標高13メートル以下を掘ってはいけないところを、標高1メートルまで深堀りする違反を行いました。さらに、場内で発生した土砂のみで掘削した穴を埋め戻すことを条件に認可を得ていたにもかかわらず、埋め戻し用の土砂も売却し埋戻し土量を確保しないなど違反を繰り返していました。そのため、鋸南開発(株)は採石を終了した後も採石場廃止の手続きをとることができず、48万㎥という巨大な穴を残したまま、跡地整備・利用の計画もたてられずにいました。

その採石場を「採石法」にのっとった廃止手続きができないまま、「土壌汚染対策法」という別の法律に基づいて認可を得て汚染土壌埋立処理場に転用、転業することにしたのです。転用することで採石場の埋戻し必要量約48万㎥を汚染土壌で埋め立てるだけではなく、事業計画ではさらに100万㎥の汚染土壌を上積みすることになっています。これだけでも問題ですが。転用の許認可を得る一連の手続きも問題が多いものとなっています。

本来は、地元との環境保全協定を事前に結んでから、県の事業許可を取り付けるという手続きになっているところを、許可が降りた後に協定を結ぶという約束で事業許可を取り付けようと画策したのです。そして、協定を結ぶという確約を偽造といわれても仕方のないようなやり方で地元から取り付けています。

 汚染土壌埋立処理場の建設地は、千葉県鋸南町本郷区にあります。当時の本郷区区長は採石組合の事務長で、住民や区役員と協議をせず独断で「環境保全協定については[設置]許可後に協定を締結することを確約いたします」という確約書をつくり区長公印を押し、2012年12月21日付けの文書を鋸南開発に密かに渡していました。確約書の存在を知らなかった本郷区では、2013年3月30日の区総会で設置計画反対を決議しています。同13年12月に確約書の存在が明らかになった後、区長は一旦了承した確約書の撤回を拒否し、区長辞任も拒否しました。区長代理以下の役員はただちに確約書の無効を鋸南開発㈱と県に通告しましたが、翌14年1月9日に事業者である鋸南開発㈱から千葉県へ確約書が提出されました。千葉県は、無効の申し立てがあるにも拘らず、あくまで区長印のある確約書を有効として14年1月17日に事前協議終了を通知する文書を町に郵送しました。しかし町は受け取りを拒否しています。またこの直後、14年1月25日に本郷区で臨時総会が開かれ区長は解任されました。現在、新区長の下で区は改めて鋸南開発㈱と県に対して確約書無効を申し立てています。

 残念なことに千葉県は認可違反の採石場を汚染土壌埋立処理施設に転用、転業させる、砕石法の脱法的許認可を行おうとしています。採石場は鋸南町だけで他に6つあり、向かい側にある中央産業㈱の採石場では約38万㎥の計画で、現在深堀が行われています。また原発事故にともなう放射能汚染や来るオリンピックなど建設関連事業に伴い、汚染土壌埋め立てへのニーズが高まっています。このような中で、不当な許認可による認可違反の採石場(採砂場)を汚染土や廃棄物の最終処分場に転用する前例をつくってしまえば、南房総のみならず、全国の地域に住民の意見を意図的に無視した不当な手続きによる嫌悪(迷惑)施設の建設が広がって行くでしょう。

 どうかキャンペーンに賛同してください、そして拡散してください。豊かな自然のやみくもな破壊と汚染を止め、子どもたちへ受け継いで行くためにどうか力を貸してください。



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