特養あずみの里刑事裁判で、死因が脳梗塞であるという医学的証拠に目を向けて、無罪判決を出してください。

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特養あずみの里業務上過失致死事件裁判で無罪を勝ち取る会 事務局
特養あずみの里業務上過失致死事件裁判で無罪を勝ち取る会 事務局さんが賛同しました

介護施設で起きた予期できない高齢者の急変事案で、准看護師が業務上過失致死罪に問われた刑事裁判が2014年から続いています。死因は当初疑われた窒息ではなく脳梗塞という明らかな証拠があるにも関わらず、裁判所は法廷での専門家による検証を避けています。事実を明らかにするために公正な裁判と無罪を求めるネット署名にご協力ください。

〇署名期間2020年4月22日まで

詳細資料はhttp://www.mintyo.or.jp/min-iren/trial/


【出来事と裁判の経緯】

2013年10月23日    長野県安曇野市にある特養あずみの里にKさん(85歳女性)入所

同年12月12日    食堂でおやつのドーナツを食べていたKさんが意識を失い、病院へ救急搬送

2014年1月7日    長野県警が捜査に入る

同年1月16日    意識不明のまま搬送先の病院で亡くなる

同年2月1日    遺族と施設の間で示談成立(施設は「窒息」という思い込みで事が進む)

同年5月22日    Kさんの隣で食事全介助者対応していた准看護師が書類送検される

同年12月26日    検察は「注意を怠った」ことが犯罪だとして業務上過失致死罪で在宅起訴

2015年4月27日    地方裁判所第1回公判

【長野地裁松本支部での22回におよぶ公判で、弁護団が明らかにしたことは次のとおりです】

・死因は窒息ではなかったこと(嚥下専門医が証言)
・准看護師は、Kさんのおやつがゼリーからドーナツに変わっていたことを知らずに配ったが、Kさんにとってドーナツは危険なものではなかったこと
・准看護師に過失はないこと

しかし長野地裁松本支部(野澤晃一裁判長)は、検察側証人の鑑定のみを採用し、死因はドーナツによる窒息と断定。過失ありとして、准看護師に罰金20万円の有罪判決を言い渡したのです。被告の准看護師と弁護団は即日判決を不服として、東京高等裁判所(東京高裁)に控訴しました。

【有罪判決は全国に大きな衝撃と影響を与えました】

地元紙は判決翌日の社説で「どの施設でも起こりうる事故が職員個々の刑事罰に繋がれば、関係者は萎縮し、ただでさえ足りない介護の担い手の確保が一層困難になりかねない」と書きましたが、高齢者が楽しみにしているおやつの提供を中止する、施設内の行事を縮小するなど、心配されたケアの萎縮が広がっています。安心して介護を受けるためには、職員が安心して働けることが必要です。

【「死因は脳梗塞である」という明らかな、科学的な証拠の検証なしに結審することは裁判所の傲慢です】

東京高裁(大熊一之裁判長)での第1回公判(2020年1月30日)では、弁護側が提出した死因(脳梗塞)の明らかな証拠も、脳外科分野の医師証人申請も却下。Kさんの死因は准看護師の行為と全く無関係のものであることを証明しようとするものでしたが、裁判所は専門家による検証を拒否したまま審議を終了させました。「裁判所は死因に関心示さず」と報道され、この経過を知る多くの人たちから「裁判官は三権分立の一角として、最大限身分を守られた人たちで、それは公平な判断を担保されるためではないのか」「裁判所が冤罪を作っている」という声が上がりました。
判決期日は4月23日(木)15時です。

【裁判長へ】

この裁判は、一人の人生を大きく左右し、人権を侵害する冤罪事件になりかねないこと、介護の今と未来に大きな影響を与えていることを受け止めてください。介護は施設や職員、現在の利用者だけのものではありません。多くの国民に関わる問題です。その現場に介護職がいなくなり、施設が地域から消えることを想像してください。社会的に大変注目されている裁判です。証拠と事実を検証し、無罪判決を出されるよう要請します。