東京都にある「森のようちえん」の幼児教育 無償化を求めます!

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「森のようちえん(通称、以下同)」は、暑い日も雨の日でも、一日じゅう自然の中で活動する屋外幼児施設です。

自然豊かな地方に多い「森のようちえん」ですが、実は東京都でも都立・区立・市立公園などをフィールドにして存在しています。

2019年10月の幼児教育・保育無償化で「森のようちえん」は無償化対象外になりました。園舎を持たないで、一日中野外で活動している団体は、無償化の対象にはなれません。

自然との深い関わりが主体で、そもそも園舎が必要ない活動が「森のようちえん」です。朝の挨拶・歌遊び・手遊び・絵本・工作・お昼ご飯・帰りの会など、すべてアウトドアで行えることなのです。

園舎を持っている「森のようちえん」でも、一日の大半を室内で過ごすことを前提にした、認可幼稚園の基準を満たせるような設備ではありません。

自然をフィールドにしているというだけで、先生の資格、幼稚園教育要領に沿った保育などは認可幼稚園と同じです。

一日の多くをアウトドアで過ごすための安全管理は、野外活動の専門知識や経験がある先生がしっかりと行っています。

私たちは、都内の「森のようちえん」に通う事で、東京の自然の景色を子ども時代を過ごした郷土として、記憶に残してあげたいと思います。

「森のようちえん」も認可幼稚園と同じように、<保育の必要性>を条件にされず、認可幼稚園と同程度の補助を受けられることを求めます。

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無償化の対象外になったことで、これまでほとんどの森のようちえんが、保育費用を認可幼稚園と同じ3万円程度に抑えていましたが、今後「森のようちえん」は経済的な負担がかかる園になりました。

「森のようちえん」に入園したくても、あきらめざるを得ない家庭もでてきています。

これまでもギリギリの経営を行っていた園が多く、数少ない都内の 「森のようちえん」は、存続が危ぶまれています。

どうか東京都で活動する「森のようちえん」の必要性を知っていただき、「森のようちえん」の存続のため署名をお願いいたします。

発起人:野外保育りんごっこ 保護者有志(小金井市)

賛同団体:
森のようちえんハーモニー 保護者有志(武蔵野市)
自主ようちえんひろば 保護者有志(世田谷区)
あおぞらえん 保護者有志(世田谷区)

東京都では、森のようちえんははまだ知名度がありません。 口コミが頼みの綱であります。ご自身のSNSへの投稿・シェアでの拡散を、どうかよろしくお願いいたします。

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Change.orgでの署名のご注意

・「賛同する」を押し、登録フォームに記入すると、登録していただいたメールアドレスにメールが届きます。そのメール文中の認証用のURLをクイックすると「賛同」が完了したことになります。

・Change.orgの署名後に促される有料の支援は、今回の署名活動の場にしているChange.org上でより多くの人の 目に留まるようにする「サイト内広告」の案内です(詳しくはこちら)。 支援によってサイト広告がだせると、本キャンペーンの注目度が上がることになりますが、Change.org自体の運営資金になりますので、「森のようちえん」を支援したい場合は、各施設に直接、ご連絡ください。

留意点

 ・「森のようちえん(Forest Kindergarten)」は、1950年頃、デンマークで園舎を持たない自主保育という形で 始まり、北欧諸国およびドイツ等のヨーロッパ、韓国において拡大しています。 3 ~ 5 歳児の20~30人程度の異年齢保育で、園舎を持たず、森や川、丘を中心に、季節や天気で日々変わって いく自然をまるごとフィールドにして活動します。

・幼稚園という文字は、学校法人の幼稚園でしか使えないのですが、通称が「森のようちえん」ですので「森のようちえん」のまま記載しています。言い換えるなら「1日の多くを自然の中で活動している、児教育・保育施設」です。

・森のようちえんには、毎日活動する日常型と、サマースクールのように年数回だけ活動するイベント型のものがあります。 この署名は毎日型「森のようちえん」のものです。

・鳥取県が定めた「森のようちえん」の基準は、

原則、週5日、年間39週活動すること。1週間の自然フィールドの活動時間は、概ね10時間以上とすること。保育者は児童6人に1人以上配置し、最低でも2人は配置すること。保育者のうち1名以上は、保育士又は幼稚園教諭であること。活動を行うための自然フィールドが複数あること。大雨・大雪や冷温から避難でき、または拠点となる施設を備えること。です。

・森のようちえんの月の保育費は、全国平均29,789円。公立幼稚園の月の保育費は、全国平均18,522円、私立幼稚園の場合は41,500円です。

(森のようちえんネットワーク連盟調べ、2018年)(文部科学省H26「子供の学習費調査の結果」の年間費用を12カ月で割った額)

2019年9月13日 内閣府「幼児教育・保育の無償化に関する自治体向けFAQ」にある内閣府が考える森のようちえんの記述。

Q.園舎のないいわゆる自然保育は、認可外保育施設に該当するのですか。

A.認可外保育施設の業務を行う上で、園舎は通常必要と考えられることから一般的に認可外保育施設を運営する場合、園舎を有することが望ましいと考えられます。 園舎のない、いわゆる自然保育について、地域の独自の認証・認定制度等を踏まえ、都道府県等の判断で認可外保育施設の届出を受けた場合には、園舎がないことを十分考慮し、届出を受けた事業者に対し、以下の例も参考に、乳幼児に対する安全性が著しく低下しない よう、責任者の連絡先や自然保育を行う特定の場所等を確実に把握した上で、不定期に抜き打ち調査を行うなど、適切に指導していただきたいと考えております。

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2019年10月以降の新聞記事、ニュースなど

・東京新聞「外遊び主体、縦割り保育…個性派幼児教育がピンチ 幼保無償化の対象外となり来年度の入会ゼロ 救済を求める声」(2019.12.8朝刊)

教育学者の汐見稔幸さんは「予想され、心配されていた事態だ」と話す。本来なら差別が生じない制度にすべきだったが、議論が不十分なまま始まり、弊害が出ている」と指摘。さらに「欧州では幼保無償化は幼児教育の一環だが、日本では少子化対策。幼児教育とセットで考え、すべての子どもの育成のための公平な制度にすべきだ」と提言する。

・yahooニュース「幼保無償化で江戸川区「きのみ」が廃園の危機!増税の上に預け先を失う、無償化対象外の保護者が悲鳴」(2019.10.31)

認可幼稚園ではなく、「きのみ」が良くて入園している保護者もたくさんいるという。 所在地と利用者が複数の自治体(その他、浦安市等)にまたがっているというのが、状況を難しくさせていた。

・yahooニュース「幼保無償化も大事だが、もっと大事なものもある」(2019.10.21

森のようちえんは国の無償化からはずされてしまったが、無償より大事なものが森のようちえんにあることを保護者は実感している。理解していないのは、無償化の対象から森のようちえんを外した国だけなのかもしれない。

・朝日新聞「入園希望が数人に…無償化対象外の園が悲鳴、親は不安視」(2019.10.19朝刊)

子どもを通わせる園が「対象外」となったうえ、存続も危ぶまれる事態に直面している保護者たちがいます。東京都江戸川区の「キリスト教幼児教育・きのみ」に娘を通わせる母親は、声を落とした。

・中国新聞「「森のようちえん」など認可外保育施設、無償化の対象に 広島県、国に要望へ」(2019.10.19朝刊)

広島県は、2020年度の政府予算に園舎をもたずに自然保育をおこなう「森のようちえん」など自然体験に積極的な認可外保育施設を対象に加えるように要望することを決定

.・yahooニュース「幼保無償化からの森のようちえん排除は多様性の否定でしかない、だから鳥取県は決断した」(2019.10.9)

「利用者のニーズは多様です。認可幼稚園にかよわせたい保護者もいれば、私立幼稚園にかよわせたい保護者もいます。そうした多様なニーズのひとつの選択肢として、森のようちえんがあってもいい。・・・自然環境のなかでの活動が幼児の身体的・精神的・知的・社会的発達に与える影響についての調査を委託している。2013年3月に提出した報告書で塩野谷教授は、「この度の調査対象となった『森のようちえん』の子どもたちは、同年齢の子どもたちに劣らず、身体的、精神的、知的、社会的に好ましい発達が得られているものと判断できた」と述べている

・NHKニュース「幼保無償化 対象外“幼稚園”の園児 全国で2000人超 」(2019.10.8

国は詳しい施設の数を「精査できない」として、明らかにしていませんが、NHKが全国の教育委員会などに取材した結果、その数は全国で少なくとも100か所以上あり、園児の数は2000人を超えることが分かりました。

・Yahooニュース「幼保無償化の「欠陥」を放っておかなかった鳥取県」(2019.10.7)

坂野議員の発言をきっかけに平井知事が動き、行政が動いて、無償化にあわせて鳥取県は独自に森のようちえんを支援する制度をスタートさせた。国の無償化の「欠陥」を自治体が独自に補ったことになる。

・立憲民主党「幼児教育・保育の無償化に「幼稚園類似施設」も、内閣府と文科省に要請」(2019.10.4)

立憲民主党は4日、「幼稚園類似施設」を幼児教育・保育の無償化の対象に含めること等を求めて、萩生田光一・文部科学大臣と衛藤晟一・内閣府特命担当大臣宛てに要望書を提出しました。

・読売新聞「無償化の対象外、幼稚園類似施設も支援策検討…萩生田文科相 」(2019.10.1)

萩生田氏は「新年度までに新しい方針が示せるように努力したい」と述べた。内閣府と文科省、厚生労働省の調査では、自治体が支援を実施・検討している類似施設は全国で約200件に上るという。

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無償化スタート前(~2019.10.1)の森のようちえんの要望の経緯

2018年5月内閣官房「幼稚園、保育所、認定こども園以外の無償化措置の対象範囲等に関する検討会」ヒアリングに、森のようちえん連盟が呼ばれてもりのようちえんを紹介

2018年6月内閣府「幼稚園、保育所、認定こども園以外の無償化措置の対象範囲等に関する検討会報告」にて、園舎のない森のようちえんは対象外になる

2018年9月 幼児教育無償化についての要望書を、 NPO森のようちえん全国ネットワーク連盟が内閣府・厚生労働省へ提出

2018年11月 参議院環境委員会で、宮沢由佳参議院議員が、森のようちえんについて質問( 2108年11月27日環境委員会中継 発言者 宮沢由佳(立憲民主党・民友会)をクリック