東京農業大学に対し学費一部返還を求める!
1,137人の賛同者により、成功へ導かれました!
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、東京農業大学は2020年4月10日からキャンパスの閉鎖をしています。本大学のこのような対応は、学生や教職員だけでなくその家族の健康や命を守るための判断であり、さらに授業再開に向けた教職員や関係者の皆様のご尽力に謹んで御礼申し上げます。
東京農業大学の現状を大まかに説明します。
・大学施設(図書館、食と農の博物館等を含む)の閉鎖
・入学式、オリエンテーション等の中止
・学内外における研究室活動、課外活動の原則禁止
・5/11から遠隔授業の開始予定
・学費内訳例 (2020年度 全納 バイオサイエンス学科)
授業料 ¥860,000
実験実習費 ¥280,000
整備拡充費 ¥230,000
学生厚生費 ¥25,600
農友会費 ¥10,000
応援団費 ¥800
教育後援会費 ¥10,000
計 ¥1,416,400
緊急事態宣言が発令され本大学が施設等閉鎖を決定してから二週間経ち、学生に向けて共有された情報の概要
・ 授業の開始は5/11以降の予定で、現在準備を進めている。
・ 遠隔授業に伴うPCや通信環境の準備が必要である。
・ 変則的になる前期と従来通り開講予定の後期を合わせた従来通り1年分の学費納付をお願いする。
これらを踏まえたうえで、問題点を挙げていきたいと思います。
①学費内訳の説明、減額がなされていない
例年と比較して変更が予想される学費の内訳ですが、自宅に届いたのは従来通りの納付通知でした。さらには、前学期は実施が不可能と予想される実験や実習を伴う授業を必修科目としている学科が多いなか、実験実習費が丸々徴収されています。実験ができないのにもかかわらず、従来と変わらない学費を払わなくてはならないというのです。(上記、学費内訳例をご参照ください。)例年通りの授業が始められていない、授業に関する説明もままならないのに、学費納付通知だけが届く、これに違和感を覚える方は少なくないのではないでしょうか。
②新しい学習環境の為の費用負担
また、声として多いのは、自宅での遠隔授業に伴う準備に関する経済的な問題です。特に自宅にWi-Fi環境がない人の通信費、本大学側の提示する条件に該当する機器等(例:カメラ機能の付いたパソコン)の購入費などで学生の負担は大きくなります。
③緊急事態宣言に伴う経済状況の悪化
そして何よりも、緊急事態宣言が発令された現在、奨学金制度を利用したり、自身のアルバイト代を捻出して学費を払ってる学生がさらに経済的に追い詰められている現状があります。学費を払ってくれている親の収入が減少したり職を失ってしまったりと、学費が払えない状況に陥っている学生もいます。そんな学生は終わりの見えない不況をどうやって切り抜けていけばよいのでしょうか。
これらの問題を踏まえると、大きな額の学費を支払い大学に通っている私たちに対しての、本大学の情報共有や対応は果たして適切と言えるのでしょうか。大学は今、さらに詳しい情報や先の計画について早急に情報を共有し、困窮している学生や不安のある学生に対して金銭的な補助で手を差し伸べるべきと強く思います。
学生全員が安心して学べる環境のために声を上げ、みんなの声を届けたい、そして学費の一部返還を求めましょう!
・署名の際の注意点
この度は私たち学生の声に耳を傾け、賛同していただきありがとうございます。賛同してくださる農大生(新入生・在学生・卒業生を含む)は、氏名の後に※学籍番号を加えての記入、それ以外の関係者様(保護者・保証人・教職員)は、氏名の後にそれを明記の上署名をお願いいたします。
※任意と致します。
署名とともに更なる意見をお寄せくださいますよう、お願いいたします。
東京農業大学 生命科学部 バイオサイエンス学科 3年
4/28- ・署名の際の注意点 の学籍番号記入についての記載を一部変更いたしました。