放課後に、家で孤独に過ごす子どもを減らしたい!日本の子どもたちの幸せで健全な成長のため、放課後の「外あそび」を応援する予算を増やしてください!

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『自分の時代は、放課後は自由に遊べるとても楽しい時間でした。しかしわが子はというと、外のあそび場はないし、友だちの家に行くにも気を使うし、結局家でひとりあそびをさせるしかないのが気になっています。高学年になったら、放課後の居場所として仕方なく塾通いになってしまう子も多いとか…』

こんな声が、保護者の方からよく聞かれます。授業が終わってから暗くなるまで、少なくとも毎日数時間ある「放課後」の時間ですが、日本では今、自宅でひとりで過ごす子どもがたくさんいるという現状をご存知でしたか?放課後を自宅で過ごす子どもの割合は70%超[1]、そして平日週2日以上をひとりで過ごしている子どもは40%を超える[2]というデータがあります。

ひと昔前は、夕方のチャイムが鳴る日没の時間まで、子どもたちが公園や路地で遊びまわっている光景が当たり前のものだったかもしれません。しかし現在では、小学校高学年の子どもたちの平均外あそび時間は1時間程度[3]。35年間で、なんと30%以上も減少してしまいました。

苦情の懸念から、公園や広場でにぎやかに遊ぶことや、さまざまな年代の子どもたちで気軽に集い、教え合うことが難しくなっている現状。今日の日本の放課後には、子どもが楽しく遊ぶために必要な時間も、空間も、仲間も、不足しています

コロナ禍は、この状況にさらに拍車をかけました。三密を避けるために、家で過ごす時間がさらに増えた結果、この2年間で子どもたちの体力が著しく低下している[4]と、スポーツ庁も警鐘を鳴らしています。

日中に太陽のもとで体を動かすことは、体力向上だけではなく、脳の発達や自律神経機能の強化、近視の発症予防と進行抑制、情緒の安定、創造性・自主性の向上などにつながることが、最近の研究[5]で明らかになっています。「たっぷり遊んで、ぐっすり眠る」−こうしたあたりまえの健康的な生活がしづらくなっている現代、子どもたちの健全な成長・発達への影響が心配されています。

加えて、地域のひらかれたあそび場や居場所が不足する現状が続くと、家庭の経済格差が子どもたちの体験格差につながってしまうことが懸念されます。習いごと、スポーツクラブ、週末の外出など、お金のかかる体験活動の実施率は、家庭の収入に比例することが総務省の調査[6]でも明らかになっています。

 

こうした問題は、解決できないのでしょうか。

私たちは、放課後に家庭と教室に次ぐ「第三の居場所」を創出し、そこで「外あそび」を活発化させることこそが、子どもたちの孤立を解消し、健全な成長を促すための切り札である、と考えています。

すでに、学童保育・放課後子供教室・子ども会など、公的事業を含む様々な放課後活動が存在しています。しかし、これらの活動は予算不足で、活動の頻度や定員が少なく、必要とする子どもたち全ての「第三の居場所」になりきれていません

また、外あそび経験が乏しい現代の子どもたちには、安全を見守るだけでなく、外あそびの魅力を伝え、促してあげる大人の存在が望まれます。こうした人材が不足しているため、せっかくの放課後活動も、室内で宿題をしたり、おとなしく過ごしたりするだけになってしまいます。

 

そこで、私たちは政府に対して、以下のことを求めます。

  1. 学童保育・放課後子供教室など、既存の放課後事業への配分予算を増やして、すべての子どもたちの放課後を充実させてください。
  2. 子どもたちの外あそびを「促し」「応援する」場所と人材を、十分に確保してください。

多くの保護者が、放課後事業が学校施設に設置されることを望んでいますが、子どもたちのトラブル対応やケガの責任が先生たちに課せられてしまう懸念が、自由開放や施設利用推進の大きな壁になっています。

そうした負担を軽減するためにも、放課後事業に特化した人材の十分な確保、そういった人材の間でのあそびや外あそびに関する知見の蓄積が重要です。これによって、平日の放課後に、すべての子どもたちが校庭や学校施設、その他のあそび場でのびのびと遊び、楽しい時間を過ごすことができるようになります。

孤独な日本の子どもたちの「第三の居場所」を確保し、「外あそび」を少しでも復活させていくことが、特にコロナ禍においては本当に、切実に、重要です。

2023年度のこども家庭庁設置に向けた議論のなかでは、日本の子どもたちの重要な課題として、「すべてのこどもの居場所づくり」が挙げられています。任意団体「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会」は、放課後の充実と外あそび推進を求める政策提言を、近く提出予定です。この署名キャンペーンは、その提言の実践を後押しする強力なサポートとなります。

少子化がすすむ日本だからこそ、未来を担う一人ひとりの子どもたちが安全でより健康に、そして、より幸せに大人になることができるよう、このキャンペーンにぜひご賛同ください!

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キャンペーン主催:任意団体「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会

本会は、子どもの成長に重要な外あそびの復活に向け、保育・教育施設、放課後の現場で尽力する関係者の声を集めながら、国や自治体の主導による包括的な取り組み実現に向け、活動を行なっています。

●   代表発起人 早稲田大学人間科学学術院 前橋 明教授

外あそびを通して得た感動体験は、子どもの内面の成長につながり、自ら考え、自ら学ぶ自立的な子どもを育んでいきます。便利な現代生活の中で、育ちの旺盛な幼児・児童期に外でからだを使う機会がなくなると、子どもたちは十分な発達を遂げることができません。今こそみんなが協力し合って、この状況を変えることが必要です。まず、国の指導者層を含め、すべての大人たちが、子どもの外あそびを大切にしようとする共通認識をもつことが重要です。外あそび体験からの感動や安らぎを得た経験をもつ子どもたちこそ、自身の成長だけでなく、日本のすばらしさや大切さを感じる大人になっていくことができるのです。

子どもは、国の宝であり、未来です。今こそ、このタイミングを逃さず、動くときです。

●   発起人 元陸上選手、Deportare Partners 代表 為末大氏

子どもたちが外で遊びにくい社会になっています。大きな声を出すと静かにしてと言われ、都市部では思い切り遊べるスペースがなく、ボールあそびは危ないからと禁止される。ゲームや動画など他に夢中になるものがあるのも大きいのかもしれません。

でも外遊びでしか学べないことがたくさんあります。体を使って覚えたことはずっと覚えています。息が少し上がるような運動は前頭前野を活性化させます。十分に光を浴びないと、近視になりやすく、近視は眼病のリスクを高めます。

子どもは社会の未来です。子どもたちが十分に外で遊んで、子どもの笑い声があちこちで漏れてくるような、そんな社会をみんなで目指しませんか。

  発起人 MORIUMIUS フィールドディレクター 油井元太郎氏

「知る」ことは簡単にできる時代だからこそ、「感じる」ことは「生きる感覚」を養うことになります。子どもたちが外で遊んで自然の循環を感じ、自然に関わることでより豊かな環境が育まれることを実感してゆく。そして自ら考えて行動することで、持続可能な未来に繋がってゆくと思います。今まで以上に生きることに向き合うことが大切な時代に、あそびにこそ学びがあり、この活動を通してあそび場や機会が増えることを期待しています。

●   発起人 京都ノートルダム女子大学現代人間学部 石井 浩子教授

子どもの心とからだの健やかな成長にとって、外あそびは重要な役割を果たしますが、あまり重要視されていないのが現状です。生活の夜型化により、日中に元気がない子どもが増え、またコロナ禍により、人と距離をとり、メディア利用が増加する等、子どもの育ちに負の影響が懸念されます。その予防、改善のためには、子どもに必要な外あそびについて、大人が正しい理解のもと、安全に楽しくからだを動かして遊ぶことのできる魅力的な環境を整備し、同年齢、異年齢の友だちと夢中になって遊び込むことのできるあそびの提供、時間を確保することが必要です。 

連名:  放課後NPOアフタースクール

「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに掲げ、安全で豊かな放課後を日本全国につくり出すことを目指している。学校施設を活用し、地域の市民を巻き込んだアフタースクール事業と、企業と協働した教育プログラムを日本全国に届けるソーシャルデザイン事業を両輪として展開。

2009年設立、累計のべ100万人の子どもが参加、300社以上の企業と連携・協働。グッドデザイン賞4回、キッズデザイン賞5回他各種受賞。アフタースクールは今までに21校開校、現在はそのアフタースクールをモデルに、日本全国の放課後活性化を担う開発チームもチームも始動している。


参考:
[1] 厚生労働省:「第7回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況」, 2017, P.6
[2] 福村出版「児童の放課後活動の国際比較―ドイツ・イギリス・フランス・韓国・日本の最新事情」, 2012
[3] シチズン時計:「「子どもの時間感覚」35年の推移」, 2016
[4] スポーツ庁「令和3年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果(概要)について」, 2021
[5] 詳細は「子どもの健全な成長のための外あそびを推進する会」ウェブサイト:外あそびの現状と効能を参照
[6] 総務省:「平成28年社会生活基本調査」

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