島根県大田市の伝統、「一日漁」の「夕市(晩市)」をなくさないで!!

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島根県大田市では、古くから、早朝に港を出て夕方に港に戻る、「一日漁」という漁が行われています。中でも、その日獲った魚を、その日の夕方から夜にかけて競りにかけられる、「夕市(晩市)」 が特長で、この夕市を行っているのは、全国でも数か所だけ。そして、セリにかけられる魚の量の多さは日本一。だから、大田市の魚は新鮮で美味しいと都市部の消費者からも評価されていて、現在一日漁は大田市の貴重な基幹産業となっています。

「夕市」をすることで、鮮度と品質、美味しさから各地の各業界の方々から高い評価を得ることは、そのまま価格に反映されていて、漁師さんの生活を支えて来ましたが、このたび、JFしまね大田市の「夕市」を無くし、9月から朝市一本に移行するという決定をしました。

朝市に一本化された場合、一日漁を支えてきた地元の漁業者の暮らしに大きな影響を及ぼします。

まずは何より、一番の売りであった鮮度の劣化は免れられず、魚価に影響します。「朝市」は「夕市」よりも競りの開始時間が10時間程度遅くなり、更に大阪や九州等の消費市場での競りにかけると二日の遅れとなり、鮮度が落ちれば当然魚価も低くなる。平均2~3割、イカ・カレイなど、一部の魚に至っては約4割の減少と思われ、漁業者の収入は減少すると懸念されます。

そして現在は、朝仕事に行き、夜は帰宅できる、一般的な家庭と同様な生活ができている漁師たち。実は、「一日漁」の良さは、「漁業の働き方改革」ともいえるこの勤務形態もあるのですが、漁の形態が変われば、家族とともに過ごす時間が少なくなる、という問題も起きてしまいます。
朝市になることは、収入、働き方、どちらを取ってもデメリットしかなく、近い将来、廃業を余儀なくされる漁船が増えると考えられます。

大田市には、一日漁のおかげで、他地域に比べてU・Iターン者も含めた後継者が多く存在します。朝市に変わることで、後継者がいなくなる可能性も否めず、離職が進めば、事業継続・継承は難しくなります。

大田市の貴重な基幹産業を守るため、又、これまで通り、鮮度の良い魚を消費者が手に入れられるよう、「夕市(晩市)」をなくさないで欲しい
「一日漁」の存続は、地元漁業者だけでなく、消費者にとっても願いです。
存続のためのお力添えの程、よろしくお願いいたします。