医学部の休学費用300万円の減額を求めます。

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Ueyama Nobutaka
Ueyama Nobutakaさんが賛同しました

現在、岩手医科大学の休学費用は約300万円です。

なお、年間の授業料に関しては年間500万円です。

私立大学の医学部は学費が高額なのが一般的であり、もちろん教育や施設・設備等に経費がかかるのは当然のことです。

詳細は不明ですが、学生の教育に必要なお金ならば納得できます。

 

しかし、1年間休学するための在籍費用として300万円。

これは、どのような目的で使われるお金なのでしょうか?

 

同じ私立の慶應義塾大学では、在籍費用6万円+施設費27万円だった休学費用が、学生の声によって6万円のみへと減額されたようです。

こちらでの署名がきっかけになったと思われます。

慶應義塾大学 休学費用減額

 

医学部では優秀な医師を養成するために、他学部と比べても密度の濃い講義スケジュールや長時間の実習、 1科目でも落としてしまうと留年が決まる、厳しい試験も課されています。

一度体調を崩したり病気になってしまうと、不完全な状態で無理をせざるを得ないといった状況が発生しかねません。

47カ国での研究結果をまとめた研究ですが、医学生のうつ病・抑うつ症状を抱えている割合は27.2%、自殺念慮は11.1%に上る一方、精神科での治療を求めた医学生は15.7%にすぎないことが判明したと、米ハーバード大学医学部の研究グループが米医学誌「JAMA」( 2016; 316: 2214-2236 )に発表しています。

誰がいつ病を患うことになっても不思議ではありませんが、

適切な治療や療養を取れる時間的・経済的・心理的余裕があるとは限りません。

 

実際、私も病気のために休学を相談したことがありますが、1年で300万円もの費用が発生することを知って驚きました。

とても在籍するだけという目的のために支払えるような金額ではありません。

300万円を払って休学するくらいなら自主退学という選択肢もあったのですが、せっかく入学した大学を辞めるという決断はなかなか出来るものではありません。

事実上、無理をしてでも勉学を継続するしかなくなってしまいました。

 

このような例は、自分だけではありません。

 

体調不良のまま無理を続けなければならないといった状況は、健康を害してしまうこと、ひいては自ら命を絶ってしまうことにもつながります。

重篤化や最悪のケースを未然に防ぐためにも、病気になった場合に治療や療養に専念できる環境が整えられるべきだと考えます。

多くの病は治療よりも重篤化の防止・予防のほうが低コストです。

このことを理解している医科大学ならば、休学費用300万円を減額することによって、

無益に患者が増加するのを抑止し、「人が人を大切にする気持ち」を世界に先駆けてアピール出来るのではないかと存じます。

また、そういった土壌は医療従事者の過重労働や過労死を防止し、安心・安全な医療を提供することにも繋がるのではないでしょうか。

 

本学の建学の精神「医師たる前に誠の人間であれ」を、より高度なレベルで達成させることにもなるでしょう。

 

以上の理由により、休学費用の減額を求めます。