尾澤孝司さんに対する「暴行」「威力業務妨害」罪の起訴に対して公正な「無罪判決」を求める署名

  2021年5月10日、尾澤孝司さんは、埼玉県新座市サンケン電気株式会社前で行われた 「韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会」主催のスタンディングに参加していました。ところ が、サンケン電気(株)は新座警察署へ通報。新座警察署は警備員に対する「暴行」で尾澤孝 司さんを逮捕し、5月31日、新たに「威力業務妨害」を追加して起訴しました。

貴裁判所に何度も保釈請求をしましたが認められずに勾留が続きました。この間、「支える会」 の2311筆を含めて、9000筆を超える「尾澤孝司さんの保釈を求める署名」を提出しました。 年の瀬の押し迫った12月27日午後8時30分にやっと保釈されました。不当にも7か月と18日 間勾留されたことになります。国際的な批判が出ている「人質裁判」そのものです。

この事件は、尾澤孝司さんが本社門前で責任ある人との面会を求めたところ、警備委託会 社の警備員に阻止され、けが人もいないのに逮捕・起訴されました。公安警察・検察の強圧的 なやり方は、生命・平和・生活・雇用・権利などを守るために闘っている労働運動・市民運動な どに対する不当な攻撃です。私たちは強い怒りと危機感を募らせています。まさにでっち上げ容 疑によるものです。

裁判では金子大作裁判長に、憲法で保障されている基本的人権の享有の観点から、なぜ、 公安警察・検察のこんなに不当で理不尽な事がまかり通っているのか明らかにしていただきたい。 さらに、この事件の背景や原因を十分審議して、公正な「無罪判決」を求めます。

【要望事項】

公正な「無罪判決」を求めます。