婦人科医療における痛みを緩和してください

婦人科医療における痛みを緩和してください

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発信者:痛くない婦人科 プロジェクト 宛先:内閣総理大臣

   日本の無痛分娩の普及率は全体の6.1%(2016)で、フランスの82.2%、アメリカの73.1%と比較してもかなり遅れを取っています。*1

 また、月経困難症に対して保険処方される子宮内ホルモン器具「ミレーナ」の挿入も、日本では大半が無麻酔で行われています。麻酔を打てる医院であっても、医師から説明がなく麻酔という選択肢を知らずに施術を受け、術後数時間回復できなかった患者もいます。特に出産経験のない人は処置時に激しい痛みを伴う事も多いですが、麻酔等の痛みの緩和ケアを受けた人は少数に止まっています。

 また、子宮体がん検査でも同様のことが起きています。検査時に痛みを伴うことを説明されないまま検査を受け激しい痛みに襲われて気絶する人もいます。また、医師や人間ドックに勧められる形で、本来不必要にもかかわらず痛みとリスクを伴う検査を受けていたという人もいます。これは、あってはならないことで、説明の義務を怠っています。

 痛みには個人差があります。ですが、痛いという声が沢山上がっている中で、麻酔が選択肢として存在すらしていない、という状態には疑問を覚えます。他国では、婦人科においても麻酔を含めた痛みの緩和は積極的に取り組まれています。痛みがトラウマとなり、検査や受診から遠ざかる人も少なくありません。

 すべての人に麻酔を行うことが正しくなかったとしても、病院で麻酔の選択肢すら提示されずに痛い目に遭うということがあってよいのでしょうか。

 「出産をするから女性は痛みに耐性がある」「痛みを経験しないと子供を愛せない」等、女性の痛みはこれまで不当に無視、軽視され、また声を上げることは抑圧されてきました。しかし、程度を超えた痛みは患者の精神、身体の双方においてダメージを与えることになります。

 我々は、以下の事を求めます。

1:検査時、処置時、出産、不妊治療時の麻酔及びその他苦痛の緩和のための処置に対する保険適用と、医師による麻酔の説明を行ってください。

2:無痛分娩対応産院を増やしてください。

3:堕胎および流産時における危険な掻爬法処置を廃止してください。

4:受診の必要がないのに子宮体がんの検診を行わないように産婦人科医に指導を行ってください。

5:痛みの強いミレーナ以外にも、痛みの少ないインプラントやシール等を導入してください。

6:患者の痛みについての訴えを退けず真摯に対応するよう、またインフォームドコンセントを徹底するように、勉強会を定期的に開催するなどして産婦人科医全体の質を向上させてください。


 署名フォームで、女性からの婦人科で無麻酔で痛かった体験談を募集しています。ご協力お願いします。

【参考】

*1 一般社団法人産科麻酔学会ホームページ

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