男性用トイレの個室を増やそう!

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男性用トイレの個室を増やそう!

 

要望:

①労働施設の男性用便所の比率変更(厚生労働省)

②小学校の男子トイレ個室数の配慮推進(文部科学省)

 男性用トイレには個室の数が少ないです。ひどいところでは小便器のみで、個室の大便器が一つも設置されていないところも。男性用トイレ利用者のなかには、個室を求めてトイレをさまよい歩いた経験者もいるのではないですか。

 生理現象を我慢しなければならない状況は、「男性差別」です。小便器が並ぶだけのトイレでは、プライバシーへの配慮もありません。男性であれば身体が他者にさらされてもいいという認識もまた「男性差別」なのです。

 男性用トイレに個室を増やすことで、①男性差別、②トランスジェンダー差別、③フェミニズムの負担(しいてはマスキュリズムの推進)

を減らしていくことができます。

 

●以下、状況と利点を挙げます。

 

男性

・大便ができる。

・プライバシーが守られる。

・現状では「男性はスピーディにトイレ利用が済むものだ/済むべきだ」という認識がある。「長いとおかしい」という固定観念によるプレッシャーをなくすことができる。「男らしさ」の抑圧から、解放されていくべきだ。

・しっかり手を洗ったり乾かしたりする時間も惜しいかのように、男性利用者の滞在時間は短い。身だしなみを整える自由は、確保されるべきだ。

・男性利用者の状況が変われば、男性用トイレ全体が清潔に保たれるはずだ。トイレ清掃員にとっても助かる。

・メイクや女性装を楽しみたい男性にとっても、落ち着いた時間が求められるだろう。

・個室を利用していると、それだけで「大便をしている」とからかわれる事例が減らせる。そもそも排泄行為は必須の生理現象であり、誰もがそうできる空間を必要としているものだ。

 


トランスジェンダー男性(FtM、男性だが生まれは女体の人)

・ペニスがなく、身体的に立ちションができない。個室を使うしかないのだ。手術(SRS)でペニス形成後や道具を使う場合でも、立ちションへのハードルがある。

・外見が男性的になってからようやく本来使うべき男性用トイレを使う当事者が多いなか、個室が不足している。トランスジェンダー男性にとって、生理があることや、小便器の使用が身体上できないことにより、男性用トイレが実質使用不可の現状がある。

・現状では数の少ない個室トイレだけを利用することで、トランスジェンダーだと知られたくないのにバレてしまう危険がある。

 

性自認が男性ではない人たち

→性自認が男性ではない(とはいえ女性ともいえない)人たちにとって、男性らしさを強調する小便器の使用はそれだけで苦痛になり得る。プライバシーの確保が求められる。

 

フェミニスト

・日本はジェンダーギャップ指数110位の国だ(2018年12月、世界経済フォーラム発表)。

world economic forum

http://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2018.pdf

 

内閣府男女共同参画局

http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201901/201901_04.html

・女性(と外見上見なされる人々)は性犯罪への自衛を余儀なくされている。特に肉体的な差異や社会的な立場の差によって、男性から女性への性犯罪が警戒されている。「男性は女性用空間に来るべきではないのに、実際はそうではないのでは」という不安は、女性の権利と安全を考えるとき充満している。

・男性用スペースにおいて男性の需要が満たされることで、それと同時に「女性的な要素(メイクや女性層)を含む男性の利用者」が女性用トイレを使用するのではないか、という危惧が減ることにつながる。

・フェミニズムが具体的対策として実行に近づくなか、それを「男性が取り残されること」と認識する者も少なからずいる。本提案は、男性用空間の問題を男性側から解決に近づけていくことで、「男女同権」を実現しようという試みである。

 

女性

→何もデメリットがない。

身内や親しい男性がお腹を下したときに、男性用トイレの個室を待ったり探したりする時間が短縮されることは歓迎されるべきことだ。

 

備考:

・現状の小便器を必要とする利用者がいる限り、小便器がすぐに全廃されることはないだろう。しかしながら、大小の便器の数の調整はできる。

・特に小学生男子の利用状況について、個室トイレを利用しづらいための健康被害、プライバシー配慮の欠如が指摘される。全て、あるいは大々的な個室への移行が推奨される(文部科学省への要求)

・整えられる場所であれば、センサー(光電池稼働)をつけることで混雑状況の可視化を促すことが有効になるだろう。そうすれば一人当たりの滞在時間が長くなることで混雑するのではないか、という心配を減らせる。

・いずれは「誰でもトイレ」と「女性用トイレ」の二分、しいては「オールジェンダートイレ」のみになることを望む。とはいえ現状の人々の認識や性犯罪への不安を考慮し、実現可能性が高く、傷ついたりためらったりする人が極力出ないような「男性用トイレに個室を増やす」案をまず掲げることとする。

・「男性用トイレに個室を増やす」、それと同時に「小便器を減らす」「小便器をなくす」「小便器の周りに衝立を設置してプライバーを守る」などの対策ができるだろう。

・そうして「個室の増えた男性用トイレ」をいずれそのまま「誰でもトイレ」に変えることが可能だ。すると、すでに台湾やフランスで実施されているように「誰でもトイレ」と「女性用トイレ」の2種類になる。理想は、機能を一つにまとめたオールジェンダートイレであり、それに近づける。

 

理想のオールジェンダートイレ

・排泄空間を一つにまとめることで、掃除や警備のほか、男性でメイクしたい人、オムツ台を必要とする人にも自然と配慮がなされる。

・日本の性犯罪等を危惧するのであれば、トイレ利用に小銭をかけるのもありかもしれない。あるいは企業や公共施設では、Wi-fiのパスワードのようなセキュリティーを設けることで、性犯罪のリスクを減らせる。

・鏡の位置を工夫すれば、公共性を増せる。そのため危惧されているような性犯罪はむしろ減らせるのではないか。


今後の展望も踏まえた備考は、以上となります。

 

●ここから、要望を述べます。

要望:

①労働施設の男性用便所の比率変更(厚生労働省)

②小学校の男子トイレ個室数の配慮推進(文部科学省)

以下、具体的な内容です。

①厚生労働省が定めた「労働安全衛生法」を実施するための、「事務所衛生基準規則第17条」(2014年7月改正)の以下の内容に変更を求めます。

(便所)

第十七条  事業者は、次に定めるところにより便所を設けなければならない。

  一  男性用と女性用に区別すること。

  二  男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性労働者六十人以内ごとに一個以上とすること。

  三  男性用小便所の箇所数は、同時に就業する男性労働者三十人以内ごとに一個以上とすること。

  四  女性用便所の便房の数は、同時に就業する女性労働者二十人以内ごとに一個以上とすること。

  五  便池は、汚物が土中に浸透しない構造とすること。

  六  流出する清浄な水を十分に供給する手洗い設備を設けること。

2  事業者は、便所を清潔に保ち、汚物を適当に処理しなければならない。

事務所衛生基準規則 第三章 清潔

 


https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-36-3-0.htm


(安全衛生情報センター

https://www.jaish.gr.jp/anzen_pg/HOU_FND.aspx

 第十七条の「二」と「三」にある、男性用小便所と男性用大便所の比率を変えるべきです。

具体的には、それぞれの比率を逆にすることを提唱します。

 現状では概ね「小便所は大便所の2倍」あるわけですが、「大便所を小便所の2倍」に変更するのがいいのではないでしょうか。

 男性用大便所の便房の数を増やすことが優先事項です。それによって、限られたスペース内での男性用小便所の数が減ってもやむを得ないでしょう。

 多くの男性用トイレ利用者にとって、小便所よりも大便所を必要としているからです。


②文部科学省による小学校施設整備指針のなかに、男子生徒のプライバシー確保のため、個室の数を重点的に増やすことを要求します。それによって、小便器がなくなっても構わないでしょう。

第4章 各室計画

第5 共通空間

2 便所,手洗い,流し,水飲み場等(p38)

(1) 水洗式で,男女別に児童数,利用率等に応じた適切な数と種類の衛生器具を設置することのできる面積,形状とし,清潔で使いやすい計画とすることが重要である。

(2) 障害者用の便器,手すり等の設備を設置した便所を,一般の便所内あるいは適当な位置に確保することが重要である。

(3) 便所の手洗い部分を,洗面室,洗面コーナー等として独立して計画することも有効である。

(4) 手洗い,流し等を設置する空間は,児童数,利用率等に応じた数の水栓を適当な間隔で設置することのできる面積,形状等とすることが重要である。

(5) 手洗い,流し等は,通行部分が濡れるような配置は避け,まとまりのあるコーナーとして計画することが望ましい。

 

学校施設整備指針におけるトイレ関連記述(抄)

小学校施設整備指針 平成22年3月-抜粋- (トイレに関する記述部分)

文部科学省

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/016/attach/1303512.htm

(1)の適切な数を決めるときは、男子生徒が落ち着いて排泄空間を利用できるように、「すべて個室にする」、あるいは「小便所を設置する場合、衝立を置くなどして半個室にする」ことを提唱します。

 

●日本をどのように変えたいのか?

  男性用トイレに個室を増やすことは、多方面にとって有意義であり、必要とされています。ひとは誰しもトイレを利用します。今まで見過ごされてきた男性差別に向き合うことで、社会全体がより良くなることを願います。

 性別問わず、皆さんの賛同よろしくお願いします!