Petition update

【ボリュームある宿題、”質問状” を提出】

館山の海と山の自然を守る会

Aug 24, 2016 — 5月6日に新たに提出された「新規事業申請」について、許可を判断する県に対して、私たちは「条例上、これ以上の事業は出来ないはず!」と指摘を続け、様々な質問を投げかけ交渉を行ってきています。
8月15日の進捗で《ずさんな残土規制と県の珍回答》をレポート( http://goo.gl/cWNy8a )しましたが、県の言っていることは交渉の回を重ねるごとに、つじつまが合わなくなってきています。
そこで、事実はどうなっているのか?、具体的に示してもらえるように、ハッキリと知りたいことを「質問状」として、25日に提出を予定しています。(文章の下に、その質問状を示します)
その場でいきなり質問すると、これまで、「勉強不足でわからない」「資料が手元にないので正確な答えが出来ない」などという回答が多かったので、質問することが決まっている内容についてはあらかじめ送付しておくことにしました。当日の質疑応答がスムーズになるだろうとの、配慮です。
更に、文書での回答では、いままでこちらの質問趣旨にそぐわない回答が多かったことから、実際に会って「質問状」について質疑応答が出来るよう、9月2日に交渉の場を設けてもらうお願いをしてあります。

不勉強な部分をしっかりと勉強してもらう、夏のボリュームある宿題は、次の通りです。


質 問 状


坂田の残土埋立て事業場に関する質問にお答えください。

1、前の事業の終了について確認いたします。
8月4日の交渉では、「終了確認時において、路盤材はあったのか?」の質問に対して、高橋副課長より、「ありました」とのお答えをいただいています。更に確認したいため、質問です。
1)事業実施中、路盤材は、どこに敷いてありましたか?
敷いてある場所は複数箇所あると思いますので、路盤材の全てについて、その場所を示す図面や地図、及び写真を使ってお示しください。
2)平成28年1月20日の終了確認時に、撤去されずにまだ残っていた部分は、どこですか?
同じく、複数箇所あると思いますので、図面や地図、及び写真を使ってお示しください。
3)撤去を指導したとのことですが、終了前に撤去は必要だったということでしょうか?
4)また、路盤材が残っているということは、事業者は撤去の指導を無視したのでしょうか?
5)今回の申請は形式はともかく、実態として「延長」なのでしょうか?
6)改めてお伺いします。平成15年改正で、許可は3年、延長は1年までと条例を改正した「趣旨」は何でしょうか?


2、産業廃棄物について
8月4日の交渉では、7月22日に現地調査に行き、その際に「数個、産廃があった」と高橋副課長が答えています。ところが、それ以上の調査をする予定についてや、調べる必要性についての話題すら、話に上っていない様子で、それらに関しては一切、何の返事もされませんでした。私たちが提示した写真の通り、あれだけ産廃は広範囲に見えていたのですから、表面だけだとか、たまたまそこだけだったとか、一回だけだとかはありえず、氷山の一角だと思われます。それゆえ、質問します。
1)その数個の産廃は「どこから」「誰が」「どのように」持ち込んだのでしょうか?
2)残土搬出時において、ふるいにかけるなど、コンクリートがら、陶器くずなどの産廃を除去する方法はありますが、事業者は残土搬入前において、どのような産廃混入の防止策をとっていたのでしょうか?
3)なぜ、産業廃棄物が入っていた事実があるにも関わらず、調査をしなかったのですか?
廃棄物指導課の役割そのものではないのですか?
4)私たちやマスコミの立ち会いのもと、現地の広範囲かつ無作為の掘削を含めた調査日程を計画してもらえますか?。もしできない場合は、現地を隠さなければならない理由をお示し下さい。


3、平成15年の条例改正以降における、許可期限が満了したのちの、新規事業受付事例について
8月3日付で、森林課より「残土の上に残土を乗せた具体的な事例」として2件が該当するとして資料の提供がありました。しかし、これは森林課における事例です。残土事業としての許可に関する資料は、廃棄物指導課が提出すべきもので、それを以前から提出の催促をしているところです。 
1)平成15年以降で、許可期限が満了(3年以内もしくは延長1年以内の計4年以内で満了)したのち、新規事業として許可を出した事例は、存在するのですか?
あるならば、全ての事例をご提示ください。これに関しては、5月6日から延々要求しているものです。早急に提示してください。


4、事業地内のアスファルト舗装について
8月4日の質問で、「アスファルト舗装は事業が終わってからするように手引きに書かれているが、終了検査以前に、既に行われている事業地内の舗装が違反ではないか?」の質問に対して、高橋副課長は、「不勉強のためお答えできません」とのことでした。ここで再度質問します。
1)平成27年4月12日に、事業者による事業場内のお花見に案内されました。その際、事業場内にも関わらず、既にアスファルト舗装は行われていました。ご存知のように、事業の終了は平成27年12月19日です。すると、事業終了前にアスファルト舗装を行っているこの行為は、申請の手引きに反する行為ではないでしょうか?


5、残土の搬入元が特定されていること、とされる条例の項目について
服部グループの搬入計画書は、終了後の特定事業状況報告書と比べると、館山市大井ではゼロ%、館山市上真倉でもゼロ%、館山市坂田では1%未満しか合っていません。なお、館山市大井と館山市上真倉の搬入計画は、残土を搬出する工事自体が存在しませんでした。
また、館山市佐野で個人事業主が行った事例でも、搬入計画書と終了後の特定事業状況報告書を比べてもゼロ%であり、全く合っていません。なお、この事例も搬入計画にあったものは、残土を搬出する工事自体が存在しませんでした。ちなみに、この事業場では環境基準値超えのフッ素も検出されています。
さらに、これらの特定事業状況報告書を見ると、1か所で10万リューベ以上の搬入をすることは極めて稀であり、5万リューベ以上の搬入も少ないものです。
これらの状況を踏まえて質問します。
1)県はこれらの状況を把握しているのでしょうか?
2)そもそも、なぜ条例上、「発生元が特定している」必要があるのでしょうか?
3)毎回、結果が1%も合っていない計画なのに、「発生元が特定している」と言えるのでしょうか?
4)なぜ毎回、結果が1%も合っていないのでしょうか?
5)条文と実務がかい離しているのではないでしょうか?

6、(株)服部回漕店の館山市坂田における許可後の搬入について
1)①特定事業状況報告書24-1の泉区岡津町造成工事ですが、私たちの現地調査でも、神奈川県の調べでもそのような工事は存在せず、また当該場所はストックヤードであり、残土の発生元ではありませんでした。これは(株)服部回漕店の虚偽あるいは無届搬入にあたるのではないでしょうか?
②(株)相澤組の土砂等発生元証明書は土量の相違を含め虚偽であるとしか言いようがありません。また、県の指導に反し、土砂等発生元証明書を最終処分業者(特定事業者)が決まる前に発行しています。さらに、発生元事業者が記載すべきところを、(株)服部回漕店は自ら記載をしています。これは不正ではないでしょうか?
③そもそも、土砂等発生元証明書は適正に記載されていたとしても、予定であり、搬出したという結果を証明するものではないという理解でよろしいでしょうか?
2)特定事業状況報告書24-6セイガステージ千歳船橋新築工事ですが、私たちの調査では、船で運ばれるかなり前に、残土を搬出する工程は過ぎています。土砂等管理台帳に記載はありませんが、いったいどこの県外たい積場に残土を置いていたのでしょうか?
3)特定事業状況報告書24-30及び24-31 横浜市戸塚区吉田町計画においては、神奈川県が事業者の(株)フジタに確認したところ、そのような土砂の搬出はないという回答でした。これは(株)服部回漕店の虚偽あるいは無届搬入にあたるのではないでしょうか?


7、これまでの交渉で頻繁にお答えになる言葉の、理由について
8月4日までの間に、何度となく交渉を繰り返してきていますが、その際に「審査中のため、回答を控えさせていただきます」との言葉を多用されています。
1)なぜ、審査中だと答えられないのですか?