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Petitioning 全ての平和を愛する皆さまへ

「兵庫憲法アピール・2013」に賛同してください

小さくても無数の力や一人ひとりの行動が、憲法9条を守り抜き、「9条の心」を世界に広げる力になると信じます。

Letter to
全ての平和を愛する皆さまへ
兵庫憲法アピール・2013

 私たちは、日本国憲法、世界のどの国とも戦争をしないことを誓った憲法9条を守るために皆さんに訴えます。
 戦後60数年間、憲法9条は、朝鮮戦争やベトナム戦争、米ソの冷戦時代という時代の荒波に耐え、どこの国とも戦争はしないという平和の灯火(ともしび)として光を失わず輝いてきました。自衛隊は海外における武力行使を禁じられ、今日までただの一人の命も奪うことはありませんでした。ところが最近、中国との尖閣諸島をめぐる領土問題、北朝鮮の核実験やロケット(ミサイル)発射問題などが報道されるたびに「憲法9条では解決できない」「9条を変えて軍隊(国防軍)を持とう」「集団的自衛権行使を容認する」などという動きが日増しに強まっています。
 7年前、安倍首相は「時代にそぐわない条文がある、自分たちの手で新しい憲法を書く」と憲法9条を改定することに強い意欲を表明していましたが、2度目の首相の座についた今回は、国会発議に衆参両院の2/3の賛成が必要としている「憲法96条を改正して憲法を国民の手に取り戻そう」と主張しています。7年前との違いは、自民党のみならず日本維新の会やみんなの党など他の多くの政党も憲法9条や96条の改定を訴え、この夏の参議院選挙の結果によっては憲法96条の改憲発議が現実のものになりかねない厳しい情勢にあります。
 私たちは憲法96条や9条を変えることに反対し、次のことを訴えます。

 ● すべての地域、職場、学園で、人とひとのつながりを生かし、憲法の心ともいうべき憲法前文や9条が、私たちの暮らしと深く結びついていることを学ぶ場を無数につくりましょう。
 ● 「戦争はしない」、「何があっても武力では解決しない」という日本国憲法の基本的な考えを、心をつくして話し合い、すべての人に、世界に伝えましょう。
 ● 「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」は、憲法改正手続でも変えられない極めて重要な原理であり、96条の改定は、権力者が憲法を自分たちの都合に合わせて簡単に変えることができるようにすることが目的であることを訴えましょう。

 憲法9条は、沖縄や広島、長崎などで失われた多くの命、何よりもアジアで2千万もの命を奪うという歴史から学んだ英知であり、そのかけがえのない命への思いから私たちが希求したものです。小さくても無数の力や一人ひとりの行動が、憲法9条を守り抜く力になると信じます。
2013年5月

【賛同・呼びかけ人】(五十音順)
池内 春樹 (兵庫県保険医協会理事長)、入江 一恵(NPOひまわり会代表)、岩田 健三郎(版画家)、内田 樹 (神戸女学院大学名誉教授)、浦部 法穂(神戸大学名誉教授)、河東 けい(俳優、演出家)、川上 盾 (東神戸教会 牧師)、木下 達雄(浄土宗大林寺住職)、河野 太通(龍門寺住職)、小坂 学(姫路地方文化団体連合協議会会長)、後藤 安子(環境カウンセラー)、小山 乃里子(ラジオパーソナリティー)、島田 誠(アート・サポート・センター神戸)、高橋 逸(税理士)、坪谷 令子(画家)、鶴崎 祥子 (神戸YWCA会長)、中尾 英夫(弁護士)、長岡 徹(関西学院大学法学部教授)、永田 秀樹(関西学院大学大学院司法研究科教授)、藤原 精吾(弁護士)、松田 一戯(木彫作家)、松野 迅 (ヴァイオリニスト)、幹 栄盛(鶴林寺住職)、和田 進(神戸大学名誉教授)