生きものの楽園となっている夢洲のヨシ原や湿地を、SDGs万博のために残してください

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発信者:公益社団法人 大阪自然環境保全協会 宛先:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

 2025年万博開催が計画されている大阪の人工島「夢洲」では、長い年月の野生の力でヨシ原や塩性湿地が生まれ、多数の生きものの楽園となっています。中には大変希少な生きものも繁殖しています。
 が、今、万博予定エリアでは埋め立て工事が急ピッチで進み、その環境すべてが失われようとしています。
 ぜひこの工事計画、いったん立ち止まり、夢洲に生まれた日本の素晴らしい自然を、SDGs万博において「生きた生態展示エリア」にしませんか?

 夢洲にヨシ原と湿地とその周辺を残せば、以下のものを、私たちは万博開催中、そして終了後も見ることができます。これだけの素晴らしい自然を、世界の人たちに見せることができます。

残してほしい、10の理由

1)国際的にも絶滅が危惧されているコアジサシが、春日本にわたってきて、夢洲の裸地で集団コロニーをつくり、ヒナを育て、夏にまた旅立ちます。

2)シベリアから東南アジアやオーストラリアへと渡りをするシギ・チドリの仲間たちにとって、夢洲の湿地は、春と秋の渡りのシーズン、大切な休憩場所となっています。

3)初夏、日本では数か所でしか繁殖地がないセイタカシギが、夢洲のヨシ原内の中洲で、繁殖しています。

4)秋から冬にかけて、夢洲の池にはたくさんのカモが渡来しますが、その中でも、大きくて美しいツクシガモは、本州での最大数が飛来します。

5)ヨシ原の中の池で、すでに大阪では絶滅とみなされていた水草「カワツルモ」が発見され、初夏には白い花を咲かせます。

6)ヨシ原は、昆虫が多く、それを捕食する小鳥類がつどい、それを狙った猛禽類が訪れ、一年中、野生のドラマが繰り広げられます。

7)人里で生まれたツバメたちは、8月初旬、渡りをする前にヨシ原で集団ねぐらをつくります。若ツバメが集団で飛び回るさまは圧巻です。

8)ヨシ原は葦原のことです。別名「なにわぐさ」と呼ばれるように、地元大阪では象徴的な自然景観でありましたが、今は淀川河岸の一部にしか大規模な葦原は残っていません。この、大阪の生態系を象徴するようなヨシ原は、夏には気持ちの良い緑の空間を作り出します。

9)大阪府レッドデータブック2014では、この夢洲は隣の南港野鳥園(現:野鳥園臨港緑地 )とともに、もっとも残すべきホットスポット16か所の中にはいっています。大阪市内にはほかに淀川しかありません。たった2か所のうちの一つです。自然生態系としてどれだけ貴重か、すでにわかっていたことなのです。

10)南港野鳥園は数少ない人工干潟として、海外からの訪問客にも人気で、日本や大阪の自然をみたい、という旅行者には欠かせない訪問地となっています。その南港野鳥園の豊富な野鳥の種類・頭数を支えているのが、近接しているこの夢洲の広大な湿地なのです。

 このように、ざっとあげただけでも、夢洲のヨシ原や塩性湿地や池は、埋め立てて、失うにはあまりにもったいない。万博開催中、世界の人々にみてほしい貴重な自然であり、SDGsをかかげ「いのち輝く未来社会」を象徴する場所として、残す価値のあることが、おわかりいただけると思います。
 ご賛同いただけましたら、ぜひ、この署名にご協力ください。

※表紙の写真、左下の3羽はセイタカシギのヒナ(2021年7月18日)、飛んでいるのはコアジサシ(2021年6月27日撮影)とコアジサシのヒナ(2021年7月4日)、夢洲のヨシ原・湿地風景(山並みは六甲山、2021年8月1日)の合成画像です。(大阪自然環境保全協会撮影)

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