もと総理が暴力によって殺害されたことは、あってはならないことです。

しかし、長年総理として働いたからといって、「国葬」にするというのはおかしなことです。戦犯の例を挙げるまでもなく、「国の為に」リーダーとして働いたからといって、「国葬」にするというのは、もと総理の強引な悪政を美化して、疑わしいことに蓋をしてしまおう、さらに国葬を利用し、さらに平和憲法を捻じ曲げ、天皇中心の国家神道の国を再現し、「美しい国」という飾りをつけて、知らない国民を騙そうとする狙いが明らかである。また他国からの侵略の恐怖を煽り立て、生活に苦しんでいる国民を無視し、膨大な軍事費増額へと世論を駆り立てるために利用しようとする。あの先の戦争の痛み、悲しみ、そして数百万人の国民、アジアの人達を殺した歴史に学ぼうとしない現政権の美辞麗句とたくらみに騙されてはならな。

国葬を国民のすべての願いであるかのように、またもと総理の功績を称えるように利用することに反対する。