【令和の校則】 制服を着ない自由はありますか…? 制服は強制力のない「標準服」にして 行き過ぎた指導に苦しむ生徒を救いたい!

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私は、現職教員です。
コロナ禍の学校生活で、少しだけ改善されたことがあります
それは、制服・私服の選択制が取り入れられたことです
制服は、ウィルスが付着しても手軽に洗濯することができません。
それを気にする生徒もいるだろうと、配慮されたのです。

選択制になった結果、約半数の生徒が制服で登校し、約半数の生徒が私服を組み合わせた格好で登校します。
そのことで特段問題が起きることもなく、いつも通りの学校生活がそこにあるだけです。
いや、前よりもほんの少し自由な雰囲気の、心地よい通学路があります。

コロナ禍でより良く変わったことを維持しつつ、コロナ後も、誰もが安心して通える学校を。
それだけを願っています。

■平成時代までの制服議論は

制服の問題は、コロナ前から幾度も議論されてきました。

トランスジェンダーの方が、心と違う服装を強制され傷ついている。
知覚過敏で制服が着られず、わざわざ遠くの制服のない学校を選んだ。
制服の方が経済的である。いや、私服の方が安い。
転勤が多い家庭は引っ越すたびに制服を購入している。
制服は校外でも学生であることが一目瞭然で良い。制服は痴漢に狙われやすい。
スカートは寒い…。

朝日新聞が2016年に行なった調査によると、中学生は制服か私服かどちらが望ましいのかについて、社会の意見はおよそ半々に分かれました(画像参照)。
どちらかを強制するということは、半数の意見に蓋をすることになります。

自由選択が認められれば、それで良いのではないでしょうか?

■制服と私服の選択制が行き過ぎた指導をなくす

マスクの色指定、下着の色指定、靴下指定、違反者には指導
学ランの下にカッターシャツを着ているか、学校指定の校章を購入して付けているか、違反者には指導。
そんな細か過ぎる身だしなみ指導も、私服の選択肢が認められれば、ほとんど成立しなくなります

服装が乱れると生徒指導が困難になると考える教員もいますが、授業妨害などの望ましくない「行動」について指導をすることと、服装などの「外見」を規制することは、本来次元の異なる話です。
教員のみで決めた規則で、「ルールはルールだから」と、公共空間で認められるはずの自己決定権を制限することは、生徒と教員の無用な対立を生み、学校が一層「荒れる」ことにも繋がります
きちんとした身だしなみも教える必要があるならば、儀式的行事や進路指導の時期に、TPOに応じた服装を考えさせれば良いのです。

これまで、この「制服か、標準服か、私服か」の問題は、主に各学校で当事者間の議論に委ねられてきました。
しかし議論を行うのは、しばしば一部の人たちです。
本音が言いづらいこともあり、不利益を被るかもしれないから3年間は黙って過ごそう、という人もいます。
校長の考え方一つで、小さな声は尊重されたり、封殺されたりして、健康を害するような校則すら各地に残っている現状です
コロナ禍の学校では換気のために暖房が効かない教室で、防寒着の着用が許されたり、許されなかったりと、理不尽の格差が一層広がっているものと推察します。

■なぜこの署名を始めたか

私はかつて勤めた定時制高校で、画一的で行き過ぎた指導によって不登校になってしまった生徒たちと、数多く接してきました。
校則によって傷つく生徒がいる、学びの機会を奪われるケースがあることは、公教育を担う者として悔しくて仕方がありません
私は、あの頃の生徒たちのために、この署名を始めます。
どうか皆さんも、そのような生徒が一人でもいると思われるなら…署名とコメントにご協力ください
教員だっておかしいと思ってる!そんな声が生徒にも届けばと願っています。

コロナ後の日本を今より少しでも、他者に寛容な社会にするためにも…。

多様性を尊重する「令和の学校教育」に合った校則を、今こそ、皆さんと一緒に考えたいです

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●呼びかけ人
斉藤ひでみ 公立高校教員

●呼びかけ賛同人(五十音順)
東ちづる  俳優・一社Get in touch代表
内田 良  名古屋大学准教授
大塚玲子  ライター
乙武洋匡  作家
錦光山雅子 ライター
後藤富和  弁護士
小林哲夫  ライター
嶋﨑 量  弁護士
末冨 芳  日本大学文理学部教授
住田昌治  公立小学校校長
たかまつなな 時事YouTuber
寺町東子  弁護士
中澤篤史  早稲田大学准教授
福嶋尚子  千葉工業大学助教
本田由紀  東京大学教授
室橋祐貴  日本若者協議会代表理事
栁澤靖明  公立中学校事務職員
山本真平  4時禁校則廃止の呼びかけ人

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■集めた署名は

この署名は一定数が集まり、新型コロナ感染拡大が収まった段階で、文部科学大臣への要望書として提出したいと考えています。

(要望1)
制服を着たくない・着られない生徒がいる中で、学校は制服を強制する権限があるのかどうか、文科省から見解を発表してください。
(要望2)
制服や標準服に関する規定や運用がどうなっているのか、全国的に調査してください。
(要望3)
各学校の校則や決まりをホームページに掲載し、生徒や保護者がオンライン等で意見できる体制づくりを進めることについて、文科省から見解を発表してください。
(要望4)
心身の健康を害する校則や決まりは即刻廃止すべきであると、文科省から見解を発表してください。

文科省からは、2018年3月19日に「学校における通学用服等の学用品等の適正な取扱いについて」という通知が出されています。
しかし上記の問題については、まだまだ改善に至っていないのが現状です。
行き過ぎた校則や指導により、学びの機会を奪われるケースがあることを考慮して、文部科学省にはぜひ実態を調査して頂きたく考えます。
また学校と社会のつなぎ役として、より踏み込んだ通知やガイドラインを出して頂ければと考えています。

※署名の提出先は追加する可能性があります

※要望は署名趣旨の範囲内で追加する可能性があります

※コメントは、個人情報を削除した形で、報道や出版物等に転載させて頂くことがあります