DC映画「シャザム!」の原音準拠の新録吹き替えを求めます

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映画「シャザム!」の日本語吹き替えはコメディ要素のある作品繋がりでコメディ作品の監督である福田雄一氏によって監修されました。
行われた内容は主に、

・福田雄一監督がセリフを監修し、話の「大筋」を変えない程度に彼ならではのギャグを入れたり言い回しの一部を変えたりするなどの演出をする

・主演のシャザム役の菅田将暉氏をはじめ、福田雄一監督にとっておなじみのキャスト(ほかの本職声優キャストも含めて)をキャスティングする

といったものです。

これを実行したことによるメリット
①福田雄一監督のファンやファンになりうる人にとってギャグシーンが受け入れやすい
②福田雄一監督の関連作品のキャスティングや作風が好きな人の来場を望める可能性があった

これを実行したことによるデメリット
①福田雄一監督の色合いに合わせて言い方を原音と変えている部分もあるので(時には原音に無かったセリフすら追加している所すらある)
②「①」によって吹き替え版を選ぶと原音に近い雰囲気を享受できなかったと感じてしまうリスクがある

これは福田雄一監督とその関連作品のファンを劇場に呼ぶプロモーションの一環だと感じたので、劇場公開も終わった今、
現在8月発売予定とされているDVD・Blu-rayに、
福田雄一監督が関与しないバージョンの、原語版に沿った演出の
新キャスト陣による新録吹き替えの収録を求めます。



*芸能人吹き替えという観点から見て
誰がキャスティングされるにしても、役に合っているに越したことはありません。
しかし、一方で役に合うかどうかを考える前に話題性、
「騒いでもらえそうな」人選優先で作品に寄り添わないまま決めて選ぶ場合もあります。

人気芸能人をキャスティングすることによって話題を呼び、興行収入に貢献させようという目的があるならば、「シャザム!」の場合でいうと、
結果を見ると本国で初登場一位、全米興行2週目にして2500万ドル(約27億1355万6930円)の興収をあげ、さらに二週連続一位を達成し、さらに世界各国でも一位を達成したこの作品ですが、
日本での初登場は4位、24日間の上映ののち最終国内興行6億7768万1600円だったという有様です。
この時点で「約束」は果たされていないものとします。

菅田将暉さんや他のキャストのみなさんが役に合ってたか否かについては個人的意見の領域ですが、上記で述べたように
「役に合ってるか否かの前に福田雄一監督の関連作品の出演者だったからというのが第一で選ばれたように思える」というものがあります。

(※事実、芸能人ではない本職声優キャストも、
①福田雄一監督が実写版を監督した「銀魂」のアニメ版のキャストの方が多い。
②菅田将暉氏も「福田さんの趣味がバリバリに出てる声優陣」と述べている。
③映画パンフレットに記述された事で子安武人氏が吹き替えた
Dr.シヴァナに対して福田雄一監督が、
「高杉[注:子安武人氏が声を担当する銀魂の登場人物]の声だ~」といったコメントをした事からも明確な根拠がある。)


ちなみに、主演の菅田将暉氏の選ばれ方も「果たして最善を尽くされたものだったのか?」といういう疑念が湧くものです。
というのも、一番登場時間が多く、視聴者にしっかり魅せていかなければならない主人公の役なのに、
収録時間はたった2日という、つまり、最適な時間を与えられないまま収録は強行されたのです。

また、話題性による芸能人吹き替え文化の始まりは昭和のテレビが始め、長時間でも席が固定されてるという保証がある映画館とは違い目を離させないようにするのを目指すことが始まりであるためそれ用の独自演出を入れるという提案がされていた事と、
それが劇場で上映されるものとは違うキャストであることから当時は複数の吹き替えが作られる可能性がある事が前提があったからこその吹き替えで”遊ぶ”自由が生まれる余地でした。
(20世紀FOXの『吹替の帝王』シリーズも
ワーナーの『吹替の力』シリーズもそういった複数のバージョンの吹き替えをまとめたものです)

ですが、今のご時世は別バージョンの吹き替えが作られにくくなっていて、なのでそれ以外で原語版の演出に沿えるチャンスが無い場合はより一層原語版の演出準拠で吹き替えを作る事が求められるはずなのですが…
今発表されているDVD・Blu-rayの情報に新録吹き替えの文字はありません。つまり原語版準拠演出の吹き替えの保険という責任も取れないのにその改変演出を実行したということです。
令和の最中で昭和のいいところ抜きの劣化版みたいな話です。

*福田雄一監督の監修という観点から見て
そもそも、福田雄一監督が数々の信用を落とす発言をしていたのも問題です。
DCの作品なのにキャスト陣の事を「吹き替え版アベンジャーズ」だとか好きなヒーローを聞かれてパンフレットで「スパイダーマン」と答えてますが
どちらもマーベルの作品の用語です。
また、アベンジャーズのような
「超人の集団」を指す言葉ならDCには「ジャスティス・リーグ」があります。
ファン初心者ならともかく、公式関係者になった人がその体たらくでいいのでしょうか。
(『吹き替え版アベンジャーズ シャザム』で検索すればがその他の件についての詳細はわかりやすいと思います)
ワーナーは何故彼に依頼したのか。
そしてするにしても何故ワーナーが繕えるくらいのバックアップさえも彼にしている気配が無いんだ?という疑問が生じます。

*ワーナー ブラザース ジャパンに対する不信感
これらのような采配をしたあたり、作品の力を信じていなくて不誠実に見え、
「このままこの会社に自分の好きな作品を任せていっていいのか?」という不安を感じます。
特に多くのDC作品を配給する会社としてこれからもこのような事を繰り返すのでしょうか?

また、上映開始以前に、DCアンバサダーでファンの相談の場を設けた際に、「映画シャザムをどう盛り上げればいいのかご協力お願い頂けませんか?」という話を持ちかけながら、
たくさん考えて真剣に相談した方の意見を一切反映してなかった事で多くのファンから反感を買っていた事実は忘れません。

このように数々の爆弾のような不安や不和のモヤモヤを抱えたままDVDやBlu-rayをお迎えしろというのは虫が良すぎるのではないでしょうか。

独自演出の結果もたらしたものは、
シャザムのファンには「原語版に無いセリフがある」
福田雄一監督のファンには「思ったより福田節が少なかった」といった
お互いに中途半端な、『帯に短し襷に長し』な感想を生んでいます。

それらに対する「改変が嫌なら字幕版を見ろ」という意見に関しては、
それだと本来のニュアンスを享受できるのは字幕視聴者だけになってしまう選民思想や差別心を感じるし、字幕は文字数制限があるから吹き替えも併せて見たい人の気持ちを踏みにじっているし、文字を先天的に読めない人や習ってない漢字がある年頃の子供などは選択肢が無くなりますし、識字率が高い国の社会の中の多数派の驕りを感じます。
また、このような采配をしたスタッフがいる体質の中でこれから先字幕の方なら
このような独自演出は入れられないで済むと誰が言いきれるでしょうか?



この苦しみが後世の作品のファンの間で繰り返されないように、これからの映画の未来のためにも、是非賛同のお声が欲しいです。
皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

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