ドラえもんのお風呂シーンのカットを希望する運動に反対します。

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現在、ドラえもんのお風呂シーンのカットを希望する運動が起きています。

1人のドラえもん好きとしてこの運動は見て見ぬふりはできません。そこで私はそれに反対する署名活動を立ち上げました。

 

★現状の説明

テレビ朝日で放送中のアニメ「ドラえもん」に対して、お風呂シーンのカットを求める署名活動が現在行われております。
この「お風呂シーン」とは、お風呂好きなしずかちゃんのお風呂場にのび太くんが侵入するシーンになります。

この署名の宛先はテレビ朝日・シンエイ動画となっており、この署名通りになれば今後ドラえもんでお風呂シーンがなくなることになります。
これは放送中のわさび版ドラえもんだけでなく、CS放送のみの大山版ドラえもんも対象とされています。

 

★署名の目的

我々の署名活動は、上記のカットを求める署名活動に対抗する形になります。
活動の目的は、企業に何か変化を求めることではありません。従来通り、お風呂シーンを放送してもらうこと、これだけです。
わさび版ドラえもんも大山版ドラえもんも、規制なく今まで通り、できれば今まで以上に自由に放送してもらえることを切望します。

また署名数で競争をするのが目的ではありません。今のままでいいという声も多数存在することを企業に示し、本来の表現を変えさせないことを目的としてします。

 

★お風呂シーンカットに反対する根拠

ドラえもんは言うまでもなく、日本の国民的アニメです。そのアニメにおいて規制やカットが入ってしまっては今後の日本のアニメが大きく変わってしまうことは否定できません。最悪の場合、海外のような規制やカットだらけのアニメになってしまうかもしれません。

海外は規制やカットがされているのだから日本も規制やカットをしろと言う方がたくさんいますが、ではなぜ日本のアニメは海外でも放映されているのに、海外のアニメは日本ではあまり放映されないのでしょうか?それは規制やカットばかりされている海外のアニメはつまらないからではないでしょうか?

そもそもドラえもんのお風呂シーンは、2010年に東京都青少年・治安対策本部が「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)改正案に関する質問・回答集において、ドラえもんなどについては『性交』又は『性交類似行為』を描いたものではないので、対象にはならないとし、規制しないと明記されています。つまり、規制する必要はないのです。規制する必要がないものをあえて規制して、話の展開を狭める必要がどこにあるのでしょうか?私は非常に無意味だと思います。

 

★お風呂シーンカット署名に対する反論

お風呂シーンカットの署名発起人の主張は以下の通りになります。

「お風呂シーンによって、読み手に性加害を軽視する価値観が生まれる可能性がある。」

しかし私は以下の理由により、お風呂シーンによって読み手に性加害を軽視する価値観が生まれるとは考えられないと主張します。よって子ども向けの娯楽作品としてテレビで流しても問題ないと考えます。

1)まず、ドラえもんにおけるお風呂シーンは意図的でなく、偶然の事故によって引き起こされたものです。当然、しずかちゃんには嫌がる描写がされており、のび太くんはしずかちゃんに反撃され、悪いと思い退散します。

のび太くんに最初から侵入しようとする意図はなく、またしずかちゃんの気持ちを受け止めており、侵入してしまったことを無問題にしてはいません。

2)シーンは非現実的な展開であり、現実での発生可能性はほぼなく、子どもが真似をすることに繋がるとは考えられません。   

まず、現実世界には「どこでもドア」も「通り抜けフープ」もないんです。真似しようにもできないでしょう。

3)シーンをギャグとして認識できる人は、すでにお風呂侵入が悪いことであることを理解しています。その上で「入ってはいけない・入れない場所に架空の道具で侵入する」非現実性と、「のび太が怒られる」滑稽さとが合わさってギャグと捉えられるのです。

これは空想作品を楽しむ上で大切なことであり、空想での出来事を現実の概念に当てはめて批判するのは無意味です。

例えば、子どもは人間が空を飛べないことを知っているから、タケコプターに憧れるのです。もし、子どもがしずかちゃんのお風呂シーンをギャグとして捉えているなら、それはむしろ他人のお風呂は覗いてはいけないという認識を持っているからなのです。

もし読み手がギャグとして認識できない小さな子どもであれば、むしろお風呂に侵入してはいけないという教訓として捉えるはずです。

4)ドラえもんは基本的に一話完結作品であり、各話の関連性はありません。そのため、お風呂シーンがあってもその次の話ではリセットされ、後日談を描く必要性はないのです。

また将来的にのび太としずかは結婚しますが、経緯・理由は詳しく描かれておらず、小学生時代と青年時代とは連続していません。

そのため、「お風呂に侵入したけど結婚した」などと無関係な事象を結びつけて「性被害を軽視している」という理屈を展開するのは的外れだと言わざるを得ません。

 

★最後に

作品の内容について好き嫌いは誰しも感じます。嫌いであれば見るのを止めますし、ときには愚痴・文句を言ったりすることもあります。

しかし、企業に対して署名活動をするという行為は他のファンの気持ちを無視する行為に他なりません。 

本当にドラえもんが好きな人はドラえもんの内容に文句を言ったりしません。のび太くんの廊下に立たされるシーンも、ジャイアンが暴力を振るうシーンも、しずかちゃんがお風呂に入るシーンも、全部受け入れた上で大好きなんです。ただかつて見ていたから、子どもが見ているからなんとなく好きという人たちによって、ドラえもんが変えられていいわけがないんです。

そもそも視聴者の大半が子どもであるアニメにおいて、大人が内容に関してあれこれクレームを言うのはおかしなことです。

このキャンペーンに賛同や紹介をしていただけると幸いです。私たちと一緒に日本のドラえもんというアニメを守っていきましょう。