ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジをアメリカに引き渡すな

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アメリカをはじめとする多くの国の機密文書を流したウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジ氏が4月11日朝、ロンドンのエクアドル大使館で逮捕されました。エクアドルのモレノ大統領が、大使館に英警察の踏み込みを許可したのです。スコットランドヤードは、後述する事件での保釈中に裁判所の出頭命令に背いたかどのほか、アメリカの要請もあったことを認めています。じっさいアメリカはイギリス政府に対して、早々と引き渡しを要請しました。

https://www.youtube.com/watch?v=kLic1Y3re-A
2007年にイラクで撮影されたこの動画は、2010年にウィキリークスによって発表され、数多いアメリカの戦争犯罪の一つを暴く動画としてセンセーションを巻き起こしました。

アメリカという国にとって、武器を持たない市民を殺すことは犯罪でなく、このような戦争犯罪を暴くことが犯罪なのでしょうか? アサンジ氏はアメリカに送られれば死刑になる恐れがあると言われています。戦争犯罪を暴くジャーナリストが死刑や終身刑を受けるなら、真実を追求する真のジャーナリズムも死刑を宣告されたようなものではありませんか。

2010年夏、オーストラリア人のアサンジ氏はスウェーデンでの性的暴行容疑で手配され、2010年12月、滞在中のイギリスで逮捕されました。アメリカに引き渡されることを恐れ、保釈中の2012年、理解あるコレア前エクアドル大統領の保護を受け、ロンドンのエクアドル大使館に亡命しました。2017年には、エクアドル国籍も与えられています。しかし、大使館から一歩でも出れば、裁判所の出頭命令に背いたかどで逮捕される恐れがあり、この7年間、一歩も外に出られませんでした。大使館の周りは監視カメラだらけです。以前はバルコニーに顔を出すこともありましたが、2017年モレノ大統領に変わってからは、太陽の当たらない奥の部屋に蟄居させられ、適切な医療も受けられず、完全な幽閉状態で生きてきました。「出頭して裁かれていればもっと早くシャバに出られたのに」と言うテレビキャスターもいましたが、そうすれば確実にアメリカに送られ、厳しい刑を受けることは明らかでした。

2010年末の逮捕はいわば別件逮捕のようなもので、アメリカへの身柄引き渡しの布石とみられます。イラクの刑務所での拷問など米軍機密情報を漏らして有罪となり、7年間服役したチェルシー・マニングさんが1ヶ月前、アサンジ氏との関係を証言するのを拒否し、また収監されましたが、この頃からアメリカ当局はアサンジ氏逮捕の用意をしていたのでしょう。このたびのアメリカへの引き渡し要求も、マニングさんのデータ破りを助けたことが理由となっています。

世界中のメディアでアサンジ氏はまるで性犯罪者のように報道されていますが、これは女性が合意した行為の後で諍いが起きて女性が告発したためで、アサンジを黙らせたい国が女性に何らかの働きかけをした結果である可能性も指摘されています。事実、女性は訴えを取り下げて、スウェーデンの捜査は停止状態となっています。

先月、モレノ大統領はアメリカ主導のIMF、世銀から低利子で102億ドルの借款を得る契約に調印しました。タイミングから見ると、アサンジ引き渡しがこの借款の取り付けと引き換えになっていた可能性があります。

身柄がアメリカに引き渡されれば、もう何もできることはありません。イギリスにいる間に、アメリカ引き渡しに反対する声をあげ、イギリス政府や世論を動かしていこうではありませんか。協力をよろしくお願いいたします。