イオン100%子会社のクレアーズ日本(株)は育児ハラスメントをやめて、子育て中の母親を自宅近くの店舗で働かせてください!

イオン100%子会社のクレアーズ日本(株)は育児ハラスメントをやめて、子育て中の母親を自宅近くの店舗で働かせてください!

イオンさん、子会社をしっかり指導してください。
基本理念に人間尊重を掲げ、女性の働きやすい環境づくりを推進するイオングループなのに、100%子会社のクレアーズでは、全く反することが行われ子育て中の社員に対し育児ハラスメントとしか思えない待遇を押し付けています。
19年間、正社員として誠実に勤務してきたある女性が、出産後2人の幼い子どもを育てながら就労中の2014年5月からわずか1年間の間に3回にわたって降格処分を受け、年俸を約半額にされました。
会社は、離婚によりシングルマザーとなり1人で子育てをしている彼女を、自宅から30分で通える店舗が4つもある中、片道1時間30分もかかる店舗に配置しました。学童保育と保育園の時間内に送迎するには、6時間の時短勤務を選ぶほかありません。近い店舗であれば、時短勤務をせずにすみ、収入にも大きな差が出ます。
なぜわざわざ遠方の店舗に配置したのでしょうか。さらにこの4月からは早番、遅番、土日祝日にも働くように言っていましたす(現在、労働組合プレカリアートユニオンが近隣店舗への移動を求めて交渉中)。
結果的に、子どもが生まれてから、給与は半額、通勤時間は片道1時間半の店舗に配置。一年間に3回の降格処分で年棒が約半額となってしまいました。
英語と韓国語を活かしてチーフバイヤーとして活躍し、エリアマネージャーとしても働いてきた彼女の経験を活かすことなく、子育てをしながら働く女性への配慮は微塵もなく、退職に追い込もうとしているようかのようです。
子育て中の女性を退職に追い込むのですか。
イオングループの基本理念や目標は嘘ですか。
基本理念 「人間を尊重し、人間的なつながりを重視する企業集団」
目標 「ダイバーシティ」 女性の力をこれまで以上に活用する事。女性が働きやすい環境づくりを推進し、女性の管理職の比率を50%に引き上げる。
イオンさん、クレアーズジャパンの経営者に強い指導力を発揮し、グループの基本理念や目標が言葉だけでないと証明してください。
全従業員の9割が女性の会社で、結婚や出産をすると多くが退職してしまう。子育てを支援することもなく、使い捨てにするクレアーズジャパン。産前産後休暇、育児休暇はあっても、復職後本人を活躍させる意思がなく、世間体を繕っているだけの会社を変えてください。
真に女性の力を発揮できる会社に変えてください。
彼女の給与を元に戻して、自宅近くで働けるようにしてください。
降格処分は違法無効であるため、女性社員は労働組合・プレカリアートユニオンに加入して改善と求めるとともに、降格前の地位の確認および差額賃金を求めて、2015年11月18日に東京地方裁判所に提訴しました(代理人=旬報法律事務所・新村響子弁護士、小野山静弁護士)。
引き続き労働組合プレカリアートユニオンは、親会社であるイオン株式会社には、クレアーズジャパン株式会社に対して直ちに状況の改善を指導し、クループ企業の理念や、目標達成の意思を示すよう要望します。組合員への応援と、同様に苦しむ多くの女性の活躍の場を実現させるため、ご賛同とソーシャルメディアでの拡散をお願いします。
よろしければご自身の子どもの頃のお写真と共にご紹介ください。
もちろん写真なしでのご紹介も歓迎します。
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
プレカリアートユニオン
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp ※会社のPCからは相談メールを送らないでください
http://www.precariat-union.or.jp/
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/
育児ハラスメント裁判の第1回期日だった2016年1月22日に、原告の組合員が、意見陳述を行いました。
意見陳述の内容→http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20160123/1453535305
https://www.youtube.com/watch?v=RUDQuA2clhQ
「私は、働きながら闘い続けます」 イオン子会社「クレアーズ日本」マタハラ裁判原告の発言 プレカリアートユニオン争議解決報告会 2015年12月23日(4/7)