アフガニスタンの元留学生の早期救出を実現したい!

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発信者:東京農工大学元指導教員有志一同 宛先:外務省

 アフガニスタンから日本の大学に留学し、母国に戻り戦後復興のために、政府機関や大学等で活躍してきた元留学生から、元指導教員のもとに、命の危険が迫っていること、救出を求めるメールが届いています。私たちが所属する東京農工大学では、2002年にアフガニスタンのカブール大学と連携協定を日本の大学で最初に結び、現在まで20年にわたり非常に多くの留学生を受け入れ、農業、工業の復興のための教育、人材育成を行ってきましたが、元指導教員のもとに教え子である元留学生から、早期の救出を求める切迫したメールが多数届いています。

 元留学生は、アフガニスタンの戦後復興のために、この20年間、外務省、文部科学省、JICAの人材育成事業の援助により、日本の大学で様々な学問分野で学び、多くの留学生が博士号を取得し、帰国後、政府関係機関、大学等に就職し、初期に留学された方の中には政府高官や大学教授等、重要なポストに就き、民主的な国家の建設、産業の発展のために尽力してきました。私たちの所属する東京農工大学に留学した学生の多くは、とくに農学部の修士課程、博士課程において、アフガニスタンで多く栽培されているコムギの干ばつに強い品種の改良、河川の近くで主穀物全体の1割ほど栽培されているイネの多収栽培、育種、畑や水田の灌漑法、痩せた土地での共生微生物による作物や樹木生産の向上、天敵による害虫防除、家畜生産、家畜感染症、国立公園・河川等の国土管理、などに関する幅広い学問分野で学び、論文研究を行いました。皆、勉学に励み、日本人学生、教員と親しく交流し、文化交流を行い、帰国後は、カブール大学はじめ教育機関、試験研究機関等で活躍してきました。

 今回の突然の米軍撤退、暫定政府樹立により、多くの元留学生が夢と希望を失い、悲痛な叫びをメールで知らせてきています。食料不足に直面し、物価が高騰していること、昨年大学構内で無差別テロがあったばかりで、大学には学生、教員は危険で近づけない状況であること、給与がこの数か月未払いで、この先も続く可能性が高く、生活に困窮する状態が続いていること、母国で国の復興に貢献したい気持ちがあるが、これまで日本で学んできたことが生かせる環境がなくなり、将来の希望が見出せる状況にはないことなど、やるせない思い、切迫した状況を伝えてきています。私たちが指導した若い元留学生も祖国の農業復興のために、日本で農学を学び、昨年帰国し、温暖化による砂漠化、干ばつによる飢餓をなくし、アフガニスタンの食料生産、農業の発展に夢をもち、大学の教育研究の仕事に就いたばかりでした。

 現在、救出対象のアフガニスタン人の日本関係者は大使館とJICA関係ですが、元留学生にも対象をひろげ、我が国が育ててきた未来のアフガニスタンの発展に貢献する人材を早急に救出してくださるよう強く要望いたします。アフガニスタンでは、治安の悪化、食料不安が起こっており、さらに状況が悪化することが懸念されます。早急で安全な救出を願っています。救出後は、我が国での仕事、生活面でのサポート、可能であれば災害復興などの仕事につき、将来、祖国に戻る際に役立つような職種に就けるように、支援を要望いたします。

 皆様のご支援と、ご賛同、ご署名をよろしくお願いいたします。

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