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    Petitioning 宮城県議会議長 石川光次郎 様

    前川國男が設計した宮城県美術館。 県民が愛する美術館の現地存続を求めます。

    宮城県美術館は1981年に竣工しました。設計は前川國男建築設計事務所です。 仙台市中心部の西方、文教地区の一角を占める低層の建物は、周辺丘陵地と広瀬川の織りなす自然環境を巧みに生かしたもので、多くの県民が深い愛着を抱いてきました。アートが多様化し、また老朽化も見られるようになってきたこともあり、宮城県は2018年3月に現地でのリニュアル案を策定しました。しかし、昨年11月に突然、新県民会館と集約し移転する方針を打ち出しました。私たちは県民不在のまま進められようとしている集約移転に反対し、現地での存続を強く求めます。その理由は以下のとおりです。   ① 計画の進め方への疑問 宮城県は「老朽化が迫る公共施設の効率的な再編・整備」を論点に突然方針を変え、集約移転を進めようとしています。表面的なコストと効率のみが検討され、建築の評価、周辺環境の評価、県民が深い愛着を抱く文化施設としての価値の評価はまったく行われていません。   ●河北新報朝刊 2019年12月19日社説 「立ち止まって熟考尽くそう」 https://www.kahoku.co.jp/editorial/20191219_01.html   ② 後世に残したい建築文化遺産 日本の建築界をリードした前川國男の晩年の作品で、素材感と耐久性を両立した打込みタイルを開発するなど、ものづくりの本質を追求してきた前川建築の集大成を示すものです。また、1990年に増築された隣接する佐藤忠良記念館は、本館の担当者で前川の右腕だった大宇根弘司氏が独立して手がけたもので、2つの建物を取り巻く庭のデザインも高く評価されています。修復を重ねて大切に使い後世に残すべき建築物です。   ●一般社団法人 日本建築学会東北支部  「宮城県美術館の保存活用に関する意見書」 http://tohoku.aij.or.jp/wp-content/uploads/2019/12/20191209_miyagikenbijyutukan.pdf   ③ 緑と川の織りなす文教地区 周辺は青葉山が迫り広瀬川が流れ、仙台市内中心部では最も起伏に富む自然に恵まれた場所です。この豊かな自然の中に、東北大学キャンパス、仙台市博物館などとともに宮城県美術館が置かれ、文化や教育の香り高いイメージをかたちづくっています。この地区から宮城県美術館が移転することは、周辺環境、景観のみならず都市の骨格にも影響を及ぼしかねません。   ④ 県民が記憶を重ね愛着を抱く場所 宮城県美術館は、一般の県民にとっても、また美術愛好家や美術家にとっても、一人ひとりの思い出が育まれてきた大切な場所であり、生活の基盤をなすものです。私たちは県民が抱く場への愛着や思いに、宮城県がていねいに対応することを求めています。   私たちは、宮城県知事に対し「宮城県美術館の現地存続についての要望書」を、宮城県議会議長に対し「宮城県美術館の現地存続についての陳情書」を提出しました。さらに多くの方々の賛同によって、この活動を大きなうねりにしていきたいと考えています。   ●私たちの活動をご覧いただけます。 「アリスの庭クラブ」https://alicenoniwaclub.wixsite.com/website   ●河北新報「考えよう、宮城県美術館のコト」 https://www.kahoku.co.jp/museum/newslist.html   ※「賛同します」をクリックした後に300円の料金を求めるページが表示されますが、これは「まち遺産ネット仙台」が資金を集めるものではありません。料金支払いによってこの署名活動をより広めるChang.orgのサービスであり、料金はChang.orgの運営資金となります。

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