Change.orgからのお知らせ

(声を上げたみなさまへ)成功宣言をしてみませんか

Oct 11, 2021

Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)を使って声を上げているみなさま、当サイトをご利用いただきありがとうございます。

みなさんが求めていたことが実現したり、変化に向けて大きな前進が見られたら、ぜひキャンペーンの成功宣言をしてみませんか。

「声をあげたって何も変わらない」と無気力を感じている人たちも多い中で、賛同者の方々に、私たち一人ひとりが社会を変える力を持っていることをお知らせする良い機会になるはずです。

キャンペーンの成功宣言は管理ダッシュボードより、お好みのタイミングで行うことができます。なお成功宣言をした後も進捗投稿機能は使えますので、活動報告を賛同者の方たちにお届けすることは可能です。

ちなみに、Change.orgをつかって声をあげている国内ユーザーのみなさんは「成功宣言」のボタンをなかなか押しにくい、抵抗感を覚えるという場合が少なくないようです。謙遜を重んじる文化や、たくさんの賛同者の思いを背負っている責任感などが背景にあることが考えられますが、以下の理由もあるかもしれません。日本国内における状況に限定して、考察してみました。

なぜ成功宣言が難しいのか

1. 解決したい課題が巨大だから

変えたい社会問題が巨大であるほど、「成功した、よかったね!」と実感しにくいかもしれません。自治体のエネルギーの使用計画が変わっても、地球を危機的な状況に陥らせている気候変動そのものが解決する見込みはたちません。ひとりの外国人が入管から解放されても、入管システムそのものが変わらなければ、その人は半年後にまた収容されてしまうかもしれません。女性蔑視発言をした政治家は謝罪して辞職するかもしれませんが、決まりきった謝罪フレーズを耳にして、あらたなため息が出るだけかもしれません。

 立ち上げたキャンペーンを通じて獲得したい個別の目標があって、ひとたびその目標を達成したとしても「こんなんじゃ足りない」と悶々としてしまう。もっと多くを救いたいのに。もっと早く進めてほしいのに。意思決定のためのパワーをもっと自分たちの手にほしい・・・。そう感じるケース、結構あるのではないでしょうか。

2. タイミングが難しいから

「春までに給付金が配られたらキャンペーン成功しよう」みたいにタイミングがわかりやすいものもあれば、難しいものもあります。

たとえば、ある課題を解決するために文部科学省から教育委員会あてに通知が出たけど、まだ学校現場には浸透していない、先生たちは全然知らない、通知が出たのは素晴らしい前進だけれど、先生たちみんなに浸透しなければ困っている子どもが救われない、なんてケースがあるかもしれません。

この場合には、いつ成功宣言をしたらいいのでしょう。

キャンペーンに応じて自治体の首長が「5年以内にやります」と約束してくれたとします。実際に取り組むところを見届けようとなると、タイミングがまた難しくなります。

3. 当初とは違う展開になったから

求めていたのとは違うプロセスで問題解決へとつながることがあります。たとえば文部科学省あてに「LGBTを教科書に載せてほしい」と要望していたら、その運動に教科書会社が注目し、教科書会社が独自にLGBTについて教科書に載せる判断を行うようになったので問題が部分的に解決された、などのケースがあります。当初描いていたのとは違う展開となった場合、ゴールをどう設定するのか改めて考える必要がでてきます。

それでも成功宣言には意味がある

上記のような背景があると、真剣に課題に向き合う人ほど「まだまだ成功宣言なんてできない。この先を見届けなくては。もっと働きかけを続けないと」と感じ、成功宣言しようという気持ちにはなれないかもしれません。

声を上げた結果、社会が変わるということは、そもそもそういうものなのかもしれません。

当初思い描いていた流れではなく、別のアプローチでものごとが変わっていくことはよくあります。求めていたことの満額回答が得られたとしても「まだ不十分だ」と感じるのが、そもそも社会を変えようとする行為なのかもしれません。

それでも声を上げたことによって変化が生まれたことは事実です。

Changn.orgでキャンペーンを立ち上げて、公開ボタンを押した日から今日までいろいろなことがあったはずです。達成したこと、前に進んだことがあれば、ぜひ胸を張ってください。

成功宣言のタイミングの参考に

どのタイミングで成功宣言をしたらよいかは、発信者の判断に完全にゆだねられますが、次の指標を参考にすると、判断しやすいかもしれません。

1:制度が変わると周知されたタイミング

 例えば、区長が「やります」とメディアの前で宣言したとき、メディアからの取材に答えて企業が方針撤回を表明してニュースになったときなど。実際に施策が実行にうつされたり、現場のすみずみまでに行き渡るのには半年後〜数年後になるかもしれませんが、話題になっているうちに成功宣言を行い、声をあげたことによって変化がおきた喜びを賛同者のみなさんとわかちあうのはいかがでしょうか。

 変わることがニュースになったタイミングでキャンペーン成功を行うのは、運動によって変わったという事実が鮮烈に印象づけられるのでおすすめです。

2:部分的にでも改善がみられたタイミング

 当初もとめていたすべてが達成しなくても、改善に向けて部分的に変化がみられた場合には成功宣言をしてよいかもしれません。たとえば「省庁はいぜんとして後ろ向きだが、自治体レベルで大幅に取り組みが進んだ」など、キャンペーンの影響によって実際に変化がうまれた場合には、要求項目の100%を達成しなくても成功宣言してよいケースがありそうです。

キャンペーンの成功宣言をした後も、進捗投稿機能を使ってひきつづき賛同者に活動報告を行うことはできます。また、もし成功宣言をした後に、追加で要望したいことがでてきた場合には、新規でキャンペーンを立ち上げるなど、他のアクションを行う方法もあります。

キャンペーンを展開してきた中で、発信者のみなさんには専門性や発言力が備わってきているはずですから、キャンペーンを一区切りさせても、意思決定者と交渉するチャンスが失われることはないでしょう。

これまで日本社会では「声をあげても意味がない」と考え、ひとりひとりが声をあげることについて冷笑的な風潮がありました。しかし、実際にはキャンペーンによって日々変化はおきています。たとえ小さな変化でも喜び、祝福しあえるコミュニケーションが広まることが、「声を上げても意味がない」という日本の空気を変えていくはずです。